かぶれの世界(新)

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東京マラソン3.0

2017-02-26 21:19:42 | スポーツ
朝6時過ぎに目が覚めると息子は朝食を済ませて何やらマラソンの準備をしている様子だった。朝食を終えた7時過ぎに息子が居間に降りて来てユニフォーム姿を見せてくれた。事前の登録時にゼッケン・腕輪に靴に取り付けるICチップを受け取っていた。家内は息子の記念写真を撮り、ネットで位置確認する方法を聞いていた。

その後いつもの様にコーヒーに甘い物を頂きながら新聞を読み、これまたいつもの様にTBSのサンデーモーニングを見てニュースの取り上げ方が偏り過ぎて変と独り言を言った。たまにまともな事を聞くと驚き調子が狂うが、今朝も北朝鮮テロ、国有地払い下げ問題という彼等の重要と見做す順に報じられ予定調和が保たれた。

そして、今日はいつもと異なり9時から東京マラソンの中継に切り替えた。9時10分にスタートの号砲が鳴ったが、息子が教えてくれたネットで彼を追跡するアイコンが全く動かない。彼は急に催したがトイレが満杯で10分以上も待って走り始めたのだそうだ。50分以上経って5kmを過ぎたところから息子のアイコンが動き始めた。

府中の我家、埼玉の長男の嫁さんの実家、世田谷の娘夫婦が、そのアイコンの動きを見てLINEでつながり情報交換した。サイト(応援Navi)に息子のゼッケン番号を入力するとリアルタイムでアイコンを表示する。ランタイム・通過時刻・ラップタイム等が5kmごとに表示される。それにTVとLINEとの組み合わせでまるで家族全員と現地でレースを見るような気分になった。受け身じゃなくなる。

息子は次の5kmを37分で走り、その後も1分ずつ遅くなる程度で安定したラップを刻み、5時間48分でゴールインした。2年前にハーフマラソンを走って以来の初マラソンだ。チャレンジするだけでOK、完走できれば御の字と思っていたので上出来だった。息子も満足したようだ。

実は私は痛風がよくならずまだ風邪が完治してないので、用心してずっと自宅にいることにした。家内は昼食後に出かけゴールの手前で息子の走る姿を見て、東京駅で息子と落ち合い新宿で食事して夕方戻って来た。私もこの新しいスタイルの組合せで東京マラソンを見て皆と一緒に楽しめたと思う。

だが、息子は42.195kmを走ったという現実があった。30km過ぎから足の感覚がなくなったそうで、明日会社に行けるか自信が無いと弱気だった。今日だけは頼めばお母さんはマッサージしてくれるよと言うと、そうすると言って2階の自分の部屋に重い足取りで上がって行った。今やって貰っているはずだ。■
コメント
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