陰暦七月七日の夜、牽牛星と織女星が一年に一度だけ会うことを許されるという伝説に基づく祭りが奈良時代に中国から伝わり、平安時代には宮廷行事となりました。
その他にも古くから行われていた星祭りもあり両者は次第に結びついて星祭りとなりました。
従って「七夕」とは陰暦七月七日、またはその日の行事ののことを言うようになりました。
しかし現在は陽暦の七月七日(今日)や月遅れの八月七日に行う所も多くなっています。
そして多くは小学校や幼稚園の行事として、または商店街などの観光行事として伝承されています。
当地一宮市の商店街でも「日本三大七夕祭り」の一つと称し大掛かりな飾りつけをして大売出しをしていますが、何処と何処が「三大七夕祭り」なのかの明確な基準はないようです。
すぐ近くのスーパーの店内にも大きな竹を飾り、台の上に短冊と筆記用具が置かれ自由に書いて結び付けられるようにしてあり、ちらっと見ると子供達の可愛らしい願い事にまじり、若者らしき欲望丸出しのものもありました。
まぁ平和でいいとしましょう。
日日草
ジニア