大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

デビュー戦(土井)

2009年02月23日 12時15分54秒 | Weblog
昨日は詩吟の錬成会で、家から徒歩3分の商工会館・3階大ホールに準備と後片付けも含めて8時半から4時半までカンヅメになっていました。
私は李白の絶句「贈汪倫(おうりんにおくる)」をやりましたが、舞台慣れしてない以上に能力と練習の双方共の不足で当然ながら出来は良くありませんでした。

ゴルフの石川遼が挑戦した米国ツアーの初戦に予選落ちして、多くのファンがある程度は予想していたものの、期待の方が大きくて、ガッカリしました。
しかし私は非常に良かったと思っています。
はじめから好成績を残したら、本人にはその積りはなくても、心の何処かにスキが生じて、見る目が甘くなり、ひたむきに精進することの妨げになり易いからです。

野球ファンなら誰でも知っている長嶋茂雄のデビュー戦での4打席4三振はあまりにも有名で、彼の大成の一因になっている筈です。
それにつけても思い出すのは巨人・江川の阪神とのデビュー戦で、阪神が意地を見せて打ち込んだ翌日、私が周囲に残念だったと言ったら皆怪訝な顔をしていました。
私が阪神の監督だったら、わざと好投させ、完封負けを指示していました。
阪神の当時の監督が誰だったか覚えていませんが、それだけの戦略があったら、その後江川にあれ程苦しめられずに済んだと思います。

相手にその積りがあったとは決して思えませんが、中日に鳴り物入りで入団した高卒の近藤投手がデビュー戦でノーヒット・ノーランを達成して話題になったことがあります。
しかしその後近藤が鳴かず飛ばずのうちに消えていったことを知る人は多くありません。