大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

マンガと読書(土井)

2008年11月27日 12時47分17秒 | Weblog
麻生首相のマンガ好きは有名ですが、我国自体も世界に冠たるマンガ大国です。
かつては大学生などが夢中になってマンガを読んでいるのを見て、いい年をして・・・と奇異に感じていましたが、今や大人がマンガを読むのは普通に近い光景となっています。
単に国内にマンガの読者が多いだけでなく、日本のマンガはアジアだけでなく、欧米でも大人気だそうです。
広島市にはマンガ専門の「市立まんが図書館」があり、某大学は「マンガ学科」を開設しました。

マンガを読むのも読書といえば読書でしょうが、一般にいう読書はやはり普通の本を読む意味合いが圧倒的です。
その読書について世界主要都市30ヵ国で、13歳以上を対象に行われたアンケートの結果、1週間当りの世界の読書平均時間は6.5時間だったそうです。
1日1時間と出た訳でまぁ妥当なところでしょう。
1位はインド(10.7時間)、2位タイ(9.4時間)、3位中国(8.0時間)と続いています。
アメリカは22位(5.7時間)、日本はブービーの29位(4.1時間)だったそうです。
主要先進国の中で10位以内に入ったのは半数以下です。
生活が裕福になり、科学の進歩によってTVやコンピューターの普及その他で、娯楽も多様化して必然的に読書の時間が失われたものと思われます。
どうしてもTVから得られる知識は皮相的になりがちで、しっかりした知識や思考力を養うには読書は欠かせない重要なものだと常に思っています。