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大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

住宅設備機器の変遷(土井)

2007年06月01日 12時39分37秒 | Weblog
入居以来、台所は換気扇とガスコンロを換えただけ、風呂は浴槽と釜を一度換えただけで、時代に合わなくなり双方のリフォームの時機となってきたので、先日、出身企業も含めメーカーのショールームを三ヶ所回ってきました。
私もこの業界の創世に近い頃から長く関わってきたので、当然のことながら、その変貌の有様を目にすることになりました。
始めの頃の販売の主力は家具屋、家電店等の小売店と風呂(桶)屋、水道工事店などが主力で、これらの親父さん達を何度も招待旅行やゴルフに連れて行きました。
時代が移るにつれて大手の住宅メーカーの占めるウェイトが高くなり、現在では最終ユーザーの意向が大きくその売れ行きを左右しているようです。
その為各メーカーは莫大な経費をかけてショールームの充実に努めています。
最新の機器を展示し、説明要員も揃え、プランの見積もりも一日位で出来上がります。
製品の材質や機能も随分良くなっています。個別の説明は省きますが、台所はかつては流し台や調理台、ガス台を並べて構成したものですが、今は食器洗い乾燥機、ガス器具(電磁調理器)を組み込んだシステムキッチンです。
風呂も多くは壁や天井、浴槽、洗い場一体のシステム(ユニット)バスが主流です。
流しの止水栓は以前はレバーを押し下げて湯水を出し、持ち上げて止める方式でしたが、今は逆になっています。何故変わったのでしょうか?
理由はすこぶる単純で、関西淡路大震災の時、上から物が落ちて、水道が出っぱなしになった事故が続出したからです。