大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

作家と作品(土井)

2006年01月25日 17時05分23秒 | Weblog
紅白にそれ程の興味もこだわりもなくして何年になるのだろう。
昔は誰が選ばれて誰が落ち、選ばれた歌手は何を歌うのだろうと興味津々だったが、最近では初めて見る名前の歌手や歌が大半なのだからどうしようもない。
作家と作品についても同様である。以前は読む方にも誰がどんな作品で知られているか大体頭に入っていて、自分で選別して読んでいたような気がする。
芥川賞にしても、第一回の石川達三から石原慎太郎の「太陽の季節」、藤島泰輔の今上天皇の皇太子時代をモデルにした「孤独の人」あたりまでは印象にあるが以降は新聞紙上でちらっと見るだけでそのまま忘れてしまっているていたらくである。
従ってどんな作者がどんな作品を出しているのか洪水の中で見当もつかないまま行き当たりばったりにつまみ読みをしている様で、またその量も至って少ない。
次回はささやかな読書経験の中で面白かったものについて少し記してみたいと思います。