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ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

余談ですが、すき家の牛丼の肉大盛りは、いいですよ。

2009年05月15日 21時25分09秒 | DIARY
なぜいいかというと、肉が倍で、ご飯がミニ。
僕は意外と食が細いので、大盛りだとキツいけど、肉だけ多くてご飯が少ないのは、ウェルカムなんです。

すき家では、ねぎ玉牛丼が好きです。



大盛り→大森の連想です。

キャッチボール屋 [DVD]

ハピネット

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ユニコーンのライブで思う。「素晴らしい日々」は再結成する日のためにあったのかも知れないな

2009年05月04日 19時29分08秒 | DIARY
さいたまスーパーアリーナのユニコーンのライブで思う。
「素晴らしい日々」は再結成する日のためにあったのかも知れないな。
僕らは離ればなれ、たまに逢っても……みたいな歌詞。

「素晴らしい日々」は、間違いなく日本のロック市場に残る名曲だろう。
矢野顕子が好んでカバーするだけある。
あの日の彼らの演奏で、いちばん良かった。
それにしても、オジサンになると特に滲みる。
ほんとうに素晴らしい歌詞で泣けてきたよ。

歌詞を詳しく書くと、ちょっと問題ありってつっこまれそうですので、
こちらのサイトに歌詞がありますので、ぜひご覧ください。

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=37874



すばらしい日々
奥田民生,川西幸一
SME Records

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すばらしい日々
矢野顕子,奥田民生
エピックレコードジャパン

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R25のサイトのバックナンバーというページが、まるで雑誌のようにめくって読めるってこと

2009年04月30日 17時21分24秒 | DIARY
R25の高橋秀実さんの巻末エッセイ「結論はまた来週」があまりに素晴らしいので大ファンなのですが、手にしたちょっとまえの「用件は特にありません」という記事がとても素晴らしく、これを写経してお伝えするとまた叱られてしまうので、R25のホームページに行ってみました。
バックナンバーってのがあったので、見てみたら、残念ながら当該記事はWebでは非公開だったのです。

が、そこで僕がとっても驚いたのが、R25のサイトのバックナンバーというページが、まるで雑誌のようにめくって読めるってこと。

こちらです。
http://r25.jp/honshi/archive/20090416/index.html

まるでリアルの雑誌のようなインターフェイスで、小さいなと思っていたクリックすると拡大する仕組みまである。みなさん、知ってましたか?

ああ、もうみなさんご存じでしたか。


もう古いですか、すいません、遅れていて。


でも俺はびっくりしたなー。
雑誌をめくるように、webで見ることができるんだなー。

これから雑誌、ますます厳しいよねー。
持っていたい、実物のPhotoがとても綺麗、とか、持つことが嬉しい、人に持っているところを見られたい、みたいになっていかないと、お金を出して雑誌を買ってもらえない時代になってます。


不覚にも泣きそうになってしまった。小学生の書いた小説で。「12歳の文学 」。

2009年04月27日 17時42分17秒 | DIARY
12歳の文学 (小学館文庫)
小学生作家たち
小学館

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妻がブログに書いている12歳の文学という本を、妻に借りて読んでみた。

妻のブログのエントリーはこちら
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/e/09695161fef2d9c3842178faac421d4d


12歳かどうかは別にして、いや、そんなことはどうでもよくて、最初に載っていた「月のさかな」という追本葵さんという方が書いた大賞の短編を読んだときに、泣きそうになってしまった。素晴らしい短編だ。

これが小学生だとか、そんなことは全く関係なく、素晴らしくて泣けてきた。

いったい、どういう才能なのだろうか、どういう早熟なのだろうか。
そして、その後、どんな小説家になるのだろうか、あるいは小説などはやめてしまうのだろうか。

子どもがかいた小説っていうのは、ほんとうに、どこからきて、どこへいくのか、って考えさせられますね。子どもという存在が。

まだちょっとしか読んでいませんが、特にこの大賞の作品は、圧倒的に思えます。

もう少し読んでまた感想を書きたいと思います。


なぜか宇多田ひかるのライブDVDを見たのだった。素晴らしかったです

2009年04月26日 17時23分02秒 | DIARY
Utada Hikaru in BudoKan 2004 ヒカルの5 [DVD]

EMIミュージック・ジャパン

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子どもも小学三年生になると、親が知らない音楽を聴きたいというようになる。ファンキー・モンキー・ベイベーズとか、グリーンとかだ。
CDを買ってくれ、と言われるんだが、いや、やっぱりこういうのを買うなら自分で買うべきだし、なんか、買ってやるのもどうか、と思って、阿佐ヶ谷駅前のツタヤに行った、雨の土曜日の夕刻であったのだった。

で、ファンキーモンキー・ベイベーズとかは借りたんだけど、ついでにいま仕事で関連しているチャット・モンチーと、宇多田ひかるのライブのDVDも、なぜか借りたのだった。

で、宇多田ひかるのdvdだが、2004年というから5年前に武道館のものだけど、やっぱり歌は圧倒的にうまいし、演奏もすごい。ギターは今剛であって、すでに自分のカスタムモデルを使っている。ドラムはクリフ・アーモンド。矢野顕子のバンドで有名な、タイトなドラムですごい。女性の黒人ベースもカッコいいです。


宇多田ひかるは、それにしても危ういほど「私」性がさらけ出されていて、まるでジョン・レノンのようである。光っていう曲などは、まるで私小説のようだ。。ジョンの「マザー」のようにね。MCはちょっと痛々しいね

ジョンの魂(紙ジャケット仕様)

EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

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Prisoner Of Love(CD DVD)
宇多田ヒカル,宇多田ヒカル
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

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Flavor Of Life
宇多田ヒカル,宇多田ヒカル,Alexis Smith,冨田謙
EMIミュージック・ジャパン

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草なぎクン。べつにいいじゃないの、と思うよ。夜中の公園で一人で裸になったって。

2009年04月24日 10時04分06秒 | DIARY
草なぎクン。べつにいいじゃないの、と思うよ。夜中の公園で一人で裸になったって。騒いだのは悪いけど、逮捕されるほどじゃない。

第一、誰もいない公園で、どうして公然わいせつなんだろう。誰も見ていないのに、公然わいせつって? そこに逮捕するほどの問題あるのだろうか。

そして、飲酒運転したわけでもないのに、酒を飲んでいて悪いの?
マスコミ的に「泥酔」していたとしても。何の問題もないでしょ。

しかも、それで公衆わいせつで家宅捜査までしていいの?
なんか出てくると思ったのかな。

さらに、どうしてみんな、そんなに騒ぐの? 
騒ぐから、より大問題になるのでは。


これが有名人じゃなくて、ちょっとした知り合いだったら、笑い話の種になるぐらい、あいつ、日ごろまじめなのに、面白いやつだよな、ぐらいで終わると思うんだ。

日本は管理されすぎで息詰まるな、なんて言うけど。
こういう時にみんなでバッシングすること自体が、管理なんじゃないのだろうか。隣組、とか、東ドイツの秘密警察「シュタージ」の密告制度とか。

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

アルバトロス

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ホワイトボードになっていて書ける机って、便利です。

2009年04月18日 22時19分20秒 | DIARY
先日乃木坂のソニーミュージックエンターテインメントに行ってきました。
チャットモンチーのドラムの佐々木さんとお話しして、とても充実したいい取材ができたんですが、その時に入口の受け付けて見かけて感心したのが、冒頭の写真ですよ。

これ、大きな楕円形に机なんですが、天板が全面ホワイトボードになっていて、書けるんですよ。これ、素晴らしいと思いませんか。打ち合わせしながらスラスラかけるんだから、マジックで。落書きしていい机みたいで楽しいですよね。

以前どこかの会社の会議室が広告関係の雑誌に載っていたんですが、たしか、同じく机が全面ホワイトボードになっていて、壁にフックがあり、壁に掛ければそのまま壁掛けのホワイトボードとして使えるようでした。
あれもいいなって思いましたよ。

いつかそんな事務所を作りたいものです。

コーワ ライティングシート 60x80cm 貼ってはがせるホワイトボード (25枚取り)

光和インターナショナル

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『勝間和代の日本を変えよう』を聴いている。年収一千万の人は、アメリカで同額を稼げるか。

2009年04月17日 18時03分20秒 | DIARY
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間 和代
毎日新聞社

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上記の本を読んでいる、カツマーな私である。
勝間和代さん本人がすすめているように、この本は、本を買わずにオーディオブックを購入し、iPodで聴いていた。6時間ぐらいなので、ずいぶん長いなと思ったんだが、皿洗いや洗濯、掃除しながら聴いているとすぐに終わってしまうものだ。
もう一回聴こうと思っている。

小出しに個々で書かれている内容をみなさんにもお伝えしようと思っているんだが、衝撃的だったのは、日本の労働生産性が低いという話。

仮に、英語がまったく問題なくしゃべるとして、つまり英語は関係ないとして、日本で年収一千万のビジネスパーソンがアメリカで仕事して同額を稼ぐことがデキルか、という問いが、この本にあるんですが、勝間和代さんの印象では、ノーだそうです。アメリカのビジネスの現場は日本の二倍から三倍のスピードで動いていて、依頼した案件が上がってくるようなスピード感もそんな感じだそうです。

つまり、アメリカでは半分ぐらいの年収になってしまうというってことだそうです。

これはかなり具体的で、ショッキングな話ですね。

日本のビジネスパーソンの労働効率はそのくらい低いと言うことなんだな。

まだまだ、勉強しなくては。

すみだトリフォニーホールのヤロン・ヘルマン(ピアニスト)コンサートに行ってきました

2009年04月16日 21時50分17秒 | DIARY
ヤロン・ヘルマン(ピアノソロ)のコンサートを、錦糸町のすみだトリフォニーホールで見ました。

ヤロン・ヘルマンは、実はタワーレコードでデビューCDを衝動買いして初めて知ったピアニストだ。このデビューCDが素晴らしかった。パンフレットによればイスラエル出身の1981年生まれだからまだ20代後半。まだ新人で、日本でも完全に無名の存在といえるが、一聴し、これは久々の天才だと思ったので、初来日コンサートに出かけてきた。ゴンザロ・ルバルカバのピアノソロを聴きに行ったこともある、錦糸町のすみだトリフォニーホールだ。

急いでトリフォニーホールに向かっているとき、ホールの入り口付近で、なんと以前広告制作プロダクションで机を並べてコピーを書いていたことがあるW田さんと偶然会った。彼も僕と全く同じ趣旨で聴きに来ていたということで、驚く。知り合いが、このコンサートに来ているとは。W田さんはいい音楽を選んで聴くセンスが極めて高い方で、食に喩えれば魯山人もかくや、という極めつけの音楽グルメ。彼が来ていると言うことは素晴らしいに違いないと確信した。

ホールの入りは残念ながら満員とは言えない7割ぐらいの入り。ヤロンはふらりと黒いTシャツと黒いスラックスのシンプルないでたちで登場し、早速弾きはじめたわけだが、これが実に素晴らしいものだった。音色は比較的明るいものだったが、その和音の感覚、メロディのセンスは非凡にして斬新。第一部は現代音楽っぽい和声から始まったんだが、二曲目の賛歌のような美しい曲の最後あたりでは、美しい和音の限りない反復が怒濤のように魂に迫り、感動で泣きそうになってしまったぜ。曲によっては弦をミュートして、聴いたことのないような音、まるでアンソニー・ジャクソンのピック&ミュートのベース弾きのような音色も聴かせたし、ピアノの上においたグロッケンを使ったりして、カレンで美しい音世界を作り出したりしていた。それにしても、ピアノのソロは和音が自在。まるで、海と空の色が、午後から夕暮れ、そして夜へと移ろっていくような、グラデーションの美しい和音の動きには感嘆した。
第二部は、All The Things You Areなどジャズのスタンダードを題材にすることが多く、一部よりもややメロディアスな印象を持ったが、やはりインプロバイズは素晴らしい。ジャズイデオムであっても、現代音楽的な斬新さはつねにその背後に感じられる。アンコールで「さくら」を弾いたんだが、その桜は今までに聴いたことのないような、斬新で複雑で鮮やかなコードに乗せられており、信じがたいほどの美しい楽曲になっていた。

うなり声を出し、腰を浮かせてソロピアノを弾く姿から、キース・ジャレットを連想することももちろん多いんだが、そしてFacing Himという彼のオリジナル曲は、おそらくキース・ジャレットの「Facing You」というアルバムに由来していることは間違いないが、でも、キースの次の世代という、新しさも非常に強く感じた。 硬質なリリシズムと、ジャズだけに収斂しない多義的な現代的音楽性は、完全に新しい世代の登場を感じさせる。

たぶんだが、ブラッド・メルドーよりも、さらに新しいように思う。

今年の秋にはトリオで来日するようなので、いわゆるピアノトリオのフォーマットでの演奏も聴いてみたいモノだ。もうアルバムは出ているようなので聴いてみようと思う。

ヤロン・ヘルマン・デビュー
ヤロン・ヘルマン
ビデオアーツ・ミュージック

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バイオリンのレッスン

2009年04月16日 21時19分59秒 | DIARY
子どものバイオリンのレッスンを見ていると思う。
クラシックは、幼いうちからやらなければだめ、特にピアノやバイオリンは、という。
しかし年端もいかない子どもが、自分からバイオリンをやりたい、などと思うわけはないので、そこにはモチベーションはない。あるとすれば親から褒められる、というモチベーションだろう。

でも、音楽って、そんな風にみにつけるものじゃないし、身に付かないし、結局音楽が嫌いになるのじゃないだろうか。

若手で、非常に実力があり、しかもクラシックの世界を変えていこうという高い志を持ったピアニストの清塚さんと話したことがある。

彼は幼少期に徹底的な、洗脳ともいえる英才教育でピアノを学んだそうだが、それは決して幸せなことではなかった、というニュアンスだった。逆にいえば、もうピアノしかないんだ、と思った、その危機感がモチベーションになったそうだ。彼は自分を再度見つけるたびにロシアの音楽学校に逃避に近い形で留学したが、ロシアにいる間はほとんどピアノを弾かなかったそうだ。

清塚さんは、結果として日本のピアノ界をしょって立つ人になったが、それは幸福な氷山の一角の頂点であって、そうやって練習した人のほとんどが、きっと音楽を嫌いになりながら、楽器から離れていったのだろう。

そう思うと、子どもにクラシック楽器を幼少期から習わせ、大人が引くようなフレージングを強要し叩き込むのは、罪なことだとおもうな。

桜は、静かに散っていきました。

2009年04月11日 21時33分19秒 | DIARY
毎年楽しみにしている、マンションの中庭の桜ですが、初夏のような暑さの中、ほとんどの花びらが、淡雪のように美しく散っていきました。
毎年の美しい奇蹟が、今年も終わっていきます。

また来年も、この桜を見るのがとても楽しみです。

その時は、子供はなんと、小学校四年生か。
どんどん大きくなるな。
いまは野球、それもジャイアンツがマイブーム真っ盛りの子供ですが、来年の今頃は何にハマっているんだろうか。
それもとても楽しみです。

人生は、楽しいですね。

Life is beautiful!!!!



ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

パイオニアLDC

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丸ごと一冊テレキャスターという本は、いい本だったな、譲ってしまったが

2009年04月04日 21時44分27秒 | DIARY
事情があり本棚、CD棚、カメラを大幅に整理中。
このテレキャスターの本も、縁あってあるかたにお譲りしたものである。
このシリーズのギターの本はいずれも面白いし、ギター好きには堪らないものである。先日も仕事関連の知り合いと話をしていて、ギターが好きだとは知っていたけれど、ここまで詳しく、ここまでマニアだとは知らなかったってぐらい詳しくてびっくり。実は楽器屋の店員もやっていたという逸話まで聞き、驚いた。

それにしても、テレキャスターというギターは、好きだよ。

俺は以前、テレキャスターだけは、なぜ使う人がいるのかわからん、ボーカルがローコードで掻きならすように弾くようなギターのどこがいいのだ、と思っていたんだが、ある日、夢のお告げがあって(本当に)その日のうちにお茶の水に出かけ、2台のテレがよかったので、結局2台とも買って帰ったということがあった。あれは自分史上もっともギターが重かったが、嬉しかった日でもあった。

何の芸もなく、ただいいギター、というテレキャスターの魅力は、後日ゆっくりとご紹介します。


Fender Guitars vol.1 (1) 丸ごと一冊テレキャスター

エイ出版社

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庭に音楽を。アメリカは、プランター兼用スピーカーだよ、おっかさん。

2009年04月03日 23時30分36秒 | DIARY
いや、ぼくはPA機器の広告の仕事をしているのでね、ま、その世界にはちょっと明るいです、と自慢していたんだが、いや、知らなかったですよ、植木鉢の下にスピーカーを仕込んだものがあるとは。

こちらです。
http://www.laaudiofile.com/niles_ps6si.html


ちなみに、このページを見ると、カリフォルニアは、天気がいいので外で過ごす時間が長い、でも庭にいる時間を楽しくするためには、音楽がかかせないですよね。さ。そこで今日ご紹介したいのが~
いうような感じで英語でかいてあるにちがいない、と思いました。

ステージ・PA・照明用語事典―現場で役立つ舞台関係用語集

リットーミュージック

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『 マインドマップを超える超簡単ノート術「シンプルマッピング」』を読んだ

2009年03月30日 23時09分20秒 | DIARY
たった100円で願望実現! A6ノートで思考を地図化しなさい マインドマップを超える超簡単ノート術「シンプルマッピング」
松宮義仁
徳間書店

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ギターがすごく上手な、知り合いの方に「マインドマップもいいけど、シンプルマッピングもいいですよ」と言われて、買って読んでみました。

うん、たしかにこれは使いやすいし、実際のところ、僕もマインドマップから出逢って数年経つけど、マインドマップのつもりでやっていたのは、ほとんどシンプルマッピングだった、というのがこの本を読んでよく分かった。

マインドマップはトニー・ブザン氏の提唱しているモノで、比較的こうするべし、という決まりがある。たとえばA4以上の無地の紙をヨコにして使うとか、必ず3色以上を使う、とか、イラストなどのイメージを使うなど。

でも、これはサッと仕事をするときには負荷が高い。忙しい時に色をいっぱい使うのも大変だし、すぐに成果を出したい。だから僕も文字中心のこのマインドマップというつもりのシンプルマップをやってました。ぜひ、みなさんも試しにやってみてください。

実は今日は終日打ち合わせだったんですが、ある製品の特長の資料がこのシンプルマッピングだったんです。これは実に分かりやすく助かるものでした。
マッピングは基本的に

・一枚の資料で全体が一目で概観できる
・箇条書きよりも階層が分かりやすい
・余白が多いので書き込みがしやすい

ので、とても良かったですよ。

おお、マインドマップやシンプルマッピングが一般的になってきたなという感慨がありました。

ただ一言だけ。僕が先日行ったマインドマップで目から鱗が落ちたのが、色と絵を描くことの重要性で、それこそがマインドマップとシンプルマッピングとの違いなんですが、これはやってみたほうがいいです。シンプルマッピングはノート法で、それだけでも有用で非常に便利なツールだけど、マインドマップは「全脳思考」のためのツールという感じ。確かに絵と色を使うのは時間がかかりますが、右脳と左脳が協業して思考するのが実感できますので、シンプルマッピングで放射思考の素晴らしさを感じたら、ぜひマインドマップも試してみてください。

ザ・マインドマップ
トニー・ブザン,バリー・ブザン
ダイヤモンド社

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仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン
トニー・ブザン
ダイヤモンド社

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マインドマップ超入門 (トニー・ブザン天才養成講座)
トニー・ブザン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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自分を天才だと思える本 ― HEAD FIRST
トニー・ブザン,Tony Buzan
きこ書房

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詰め将棋の至宝「詰むや、詰まざるや」のこと。

2009年03月28日 23時05分29秒 | DIARY
詰むや詰まざるや―将棋無双・将棋図巧 (東洋文庫 282)
伊藤 宗看,伊藤 看寿
平凡社

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私は、たぶん将棋が好きだ。
しかし、将棋はとてつもなく、弱い。
小学生にも負ける。
ルールを覚えたばかりの人にも負ける。
好きなはずだが、超初心者向けの詰め将棋を見ながら脂汗をかいていたら、ヨコにいた写真の大御所の方に、ふざけてるの? と言われたことがある。

つまり、法外なぐらい、才能がないのである。


が、将棋の名人が書く文章を読むのは好きだ。


先日米長邦夫とジョイスなどの翻訳で有名な
柳瀬 尚紀との共著の本「運とカンを磨く」を読んだ。面白いところがたくさんあったんだが、中でも面白かったのか、将棋の名人の話。
江戸時代、名人っていうのは一回なったらもう将棋はしない、負けたらマズイ、ということらしいが、では何をするかというと、詰め将棋を100題作って、それを将軍に献上する、ということをしていらたらしい。

伊藤 宗看,伊藤 看寿というのは兄弟らしいが
「詰むや、詰まざるや」といわれる『将棋無双』の話が載っていた。
これは、答えが添えられていないそうで、本当に凄い詰め将棋らしい。だから詰むや詰まざるや、ということらしい。詰まないものもあるそうだ。
がその、作品の巧妙さ・美しさでも群を抜いた存在だというのである。

いや、将棋ができるのなら、一度挑戦したいモノだったが、カケラも無理だろう。
残念である。

ちなみに米長さんのお話で参考になったのは、

●全てのモノには流れがあり、それは「運」で出来上がっている。
●運は波の形でやってくる
●一局の将棋は波で出来上がっている。ついているときは波を持続させる。苦しいときは波を壊す。
●失敗からいかに速く立ち直るか。本当は痛手なんだけど、軽くすませるか。
幸せなシーンを描くのがコツ。

であった。


将棋無双の詰め将棋は
「詰め将棋博物館」のwebで見ることができるので
心得のある方はぜひ挑戦を。
http://park6.wakwak.com/~k-oohasi/shougi/musou/musou00.html

「運とカン」を磨く (講談社プラスアルファ文庫)
米長 邦雄,柳瀬 尚紀
講談社

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