夕食が済めばあとはのんびりとザック内の整理が残っているだけだ。
いくら丁寧にゆっくりとやったとしても19時前には終わってしまった。
「さて、外に出て一服するか」
と思い、サンダルを履き小屋の庭へと出ると多くの中学生が自由時間を思い思いに過ごしていた。
すると男子グループが近寄ってきて話しかけてきた。
「何処の山から来たのですか? 今日途中で会いましたよね?」
「今朝は奥穂高岳をスタートして来ました。」
奥穂高岳と言ってもピント来なかったようで、部屋へ戻り地図を持ってきて説明した。
「凄いんですか?」
「そうだねぇ、凄いと言えば凄いコースだったかなぁ・・・。」
しみじみと思い出すように話をした。
10分ほどだったが中学生達と会話をし、部屋へと戻った。
正直今日は疲れた。
肉体的な疲労もあるが、それ以上に緊張の連続だった為か気持ちが疲弊している気がしてならなかった。
眠気はまだ無かったが、布団に横になり目だけを閉じた。
いつしか眠ってしまったようだった。
それでも朝は4時前に目が覚めてしまった。
「さぁて、今日は1時間の下山か・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/88/d82daaf716714d1db53e6f6827fccb9a.jpg)
午前7時過ぎにスロースタートの下山となった。
陽の差さない樹林帯の中をのんびりと下る。
やはり膝が痛む。
段差がきつい。
トレッキングポールを用いて膝へのショックを和らげながらの下山となった。
真正面には「笠ヶ岳」の勇姿がバッチリと視界に入ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3d/5818a9e6b5fc9cfb76bdb543d37ae248.jpg)
ほどなくして新穂高温泉行きのロープウェイ駅に着いた。
これを二つ乗り継いで降りれば、今回の山行はすべて終わることになる。
毎度の事ながら山行の終わりは寂しいものだ。
ましてやロープウェイの窓からは・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0b/d1e41eabf29f377dc2dbca9b1a44099c.jpg)
みごとなピーカン、そして槍ヶ岳。
「ちっくしょうー! たった一日違いでこのピーカンかぁ」
何を、誰を恨むわけではないが、口惜しいほどのピーカンだった。
しかし、その口惜しさはROOKIE殿との再会で綺麗サッパリ吹っ飛んだ(笑)。
一年振りの再会だ。
富山からここまで車で3時間もあれば来れると言うが、「・・・もあれば」ではなく、「・・・もかかる」と言った方が正解のような気がする。
相変わらずの行動力とフットワークの軽さには頭の下がる思いだ。
さっそく汗を流すために近くの日帰り温泉へと向かった。
見上げれば青空、大きな露天風呂の中で思い切り足を伸ばした。
膝の痛みが気になり、右膝の裏側に触れてみるとかなり腫れ上がってしまっていた。
(「しばらく山は無理かな・・・」)
そう思いながらも二人で山談議に花が咲いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/43/6b5fb214bca8b29128bd8d7f299bd77f.jpg)
今日はこの後飛騨高山方面へと観光し、その後ROOKIE殿の家まで行くことになった。
夜の酒宴が楽しみだ。
だが、まさか山を下りたその日に、もう一度あの山を見ることができようとは思ってもいなかった。
いくら丁寧にゆっくりとやったとしても19時前には終わってしまった。
「さて、外に出て一服するか」
と思い、サンダルを履き小屋の庭へと出ると多くの中学生が自由時間を思い思いに過ごしていた。
すると男子グループが近寄ってきて話しかけてきた。
「何処の山から来たのですか? 今日途中で会いましたよね?」
「今朝は奥穂高岳をスタートして来ました。」
奥穂高岳と言ってもピント来なかったようで、部屋へ戻り地図を持ってきて説明した。
「凄いんですか?」
「そうだねぇ、凄いと言えば凄いコースだったかなぁ・・・。」
しみじみと思い出すように話をした。
10分ほどだったが中学生達と会話をし、部屋へと戻った。
正直今日は疲れた。
肉体的な疲労もあるが、それ以上に緊張の連続だった為か気持ちが疲弊している気がしてならなかった。
眠気はまだ無かったが、布団に横になり目だけを閉じた。
いつしか眠ってしまったようだった。
それでも朝は4時前に目が覚めてしまった。
「さぁて、今日は1時間の下山か・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/88/d82daaf716714d1db53e6f6827fccb9a.jpg)
午前7時過ぎにスロースタートの下山となった。
陽の差さない樹林帯の中をのんびりと下る。
やはり膝が痛む。
段差がきつい。
トレッキングポールを用いて膝へのショックを和らげながらの下山となった。
真正面には「笠ヶ岳」の勇姿がバッチリと視界に入ってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3d/5818a9e6b5fc9cfb76bdb543d37ae248.jpg)
ほどなくして新穂高温泉行きのロープウェイ駅に着いた。
これを二つ乗り継いで降りれば、今回の山行はすべて終わることになる。
毎度の事ながら山行の終わりは寂しいものだ。
ましてやロープウェイの窓からは・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0b/d1e41eabf29f377dc2dbca9b1a44099c.jpg)
みごとなピーカン、そして槍ヶ岳。
「ちっくしょうー! たった一日違いでこのピーカンかぁ」
何を、誰を恨むわけではないが、口惜しいほどのピーカンだった。
しかし、その口惜しさはROOKIE殿との再会で綺麗サッパリ吹っ飛んだ(笑)。
一年振りの再会だ。
富山からここまで車で3時間もあれば来れると言うが、「・・・もあれば」ではなく、「・・・もかかる」と言った方が正解のような気がする。
相変わらずの行動力とフットワークの軽さには頭の下がる思いだ。
さっそく汗を流すために近くの日帰り温泉へと向かった。
見上げれば青空、大きな露天風呂の中で思い切り足を伸ばした。
膝の痛みが気になり、右膝の裏側に触れてみるとかなり腫れ上がってしまっていた。
(「しばらく山は無理かな・・・」)
そう思いながらも二人で山談議に花が咲いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/43/6b5fb214bca8b29128bd8d7f299bd77f.jpg)
今日はこの後飛騨高山方面へと観光し、その後ROOKIE殿の家まで行くことになった。
夜の酒宴が楽しみだ。
だが、まさか山を下りたその日に、もう一度あの山を見ることができようとは思ってもいなかった。
ロープウェイで登って西穂高山荘や、頑張って西穂高岳まではハイキング気分で行く方が大勢おられるようですが、西穂から奥穂高の間は本当に限られたごく少数の人しか通らないので、ハイキングの方達には私も「すごいルートだそうですね」ってよく言われましたよ。(笑)
温泉はとっても気持ちよかったですね。しかも登山としてはオンシーズンだったのに他に誰もいなくて完全に貸し切り状態。入浴シーンが撮影できたのはラッキーでした。(笑)
長く入っていてものぼせてしまうような熱さではなく、本当に思いきり手足を伸ばせましたね。
そうそう、湯上がりのコーラがまた美味いのなんのって(笑)