ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

七年ぶりに・・・「緩やかな登りなのだが・・・」

2019年07月06日 23時32分36秒 | Weblog
象の鼻展望台までは登りが続く。
登りとは言っても緩やかであり、どうってことはないのだが・・・。

通常コースタイムは約20分程度であり将にお気楽ハイキングだ。
しかし女房にとってはそこそこきついようであり、極めてゆっくり、そしてときおり息を整えての登りとなった。


振り返る度に、下を向き頑張っている女房がいた。
心配はしてはいないが、「ハァハァ」という息づかいが聞こえてくる。

(自分がブログをやっていることを女房は知ってはいるが、タイトルも何も知らない。だからこのブログを女房が見ることは一切ない。それ故に書くのだが)
何故かこの時、女房が可愛く見えた。
緩斜面の緩やかな登りとはいえ、ひたすらな姿を見た。
それは、か弱い一人の女性の姿に見えた。
手を差し出そうかとも思えたが、恥ずかしさもありそれはやめた。

約30分程かけ登り切ると指標があった。


「ほら、あと100mだよ。」
「え~っ、まだ100mもあるの~」
「2~3分もあれば着くと思えば気が楽だろう(笑)」

展望台からは日光連山が一望できた。
「うわぁーすごい!」
何度も言っていたので「北アルプスに行けばもっとすごい山脈が見られるよ」と言った。
「・・・無理」
予想通りの返事だった。


足尾方面から日光白根山。


男体山、女峰山方面。

しばし風景を愛でからお昼を食べることにした。
今日はお手製のおにぎりといろいろなおかず。
そしてカップスープ。


久しぶりにのんびりした昼食が食べられそうだ。