ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

久々の雪山テン泊:SURPRISE!

2017年04月22日 22時49分02秒 | Weblog
海鮮鍋と海鮮雑炊で十分に空腹を満たしたが、「何かちょっとした口直しがあれば・・・」と、雪山の中ではあまりにも贅沢すぎることを考えていた。

「えっへっへ、持ってきたんですよ♪」
と、AM君がザックから取り出したのは、なんと! コーラだった。
これには自分もOC君もビックリだった。

缶コーラ3本分と言えば、重さにして約1㎏になる。
普段の生活では1㎏の重さなど気にすることの程ではないが、でかいザックを背負っての雪山ともなれば1㎏の意味は大きく違う。
本当にありがたいサプライズに唯々感謝するばかりだった。


早速「カンパ~イ!」
恥ずかしい話しだが、もったいなくて一気飲みなどできなかった。
一口ずつ「ゴクリ」と味わいながら飲んだ。
これも非日常的環境、空間ならではの思いだ。

時刻はもうすぐ20時になろうとしている。
いつものテン泊であればそろそろ就寝時間にしなければならないところなのだが、今夜に限ってはまだ早い。
明日は6時に起きて朝食を食べ、8時頃から活動開始。
午前中一杯活動しても、14時頃には下山することができる。
ということで、酒盛り開始ぃ~!

お互いに持ち寄った酒と酒肴。
自分とAM君はバーボン、OC君は缶酎ハイ。
狭いテントの中でささやかな宴が始まった。

あまり飲み過ぎると夜中に喉が渇き、どうしても水が飲みたくなってしまう。
貴重な水をそうは無駄にはできない。
チビリチビリとゆっくりと飲んだ。

仕事のこと、山のこと、学生時代の思い出、ちょっとだけ恋話(笑)。
男三人が雪山の山中で、しかもテントという狭い区間であれば、お互い隠し事もなく腹を割って話し合える。

こうして夜はゆっくりと更けていった。
時刻は22時をまわった。
後片付けをし、シュラフに頭まですっぽりとくるまり体を横たえた。
外気温は何度なのか・・・。
気になるところだったが、酒も手伝ってか一気に眠りに就くことができた。