通でがんす

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広陵高の野球部員が、精神修養のために行ったことは何?

2010年02月08日 | スポーツ
スポーツでも仕事・勉強でも、「ここ一番」というときに力が出せるかどうかは、精神的なところが大きいんじゃないんかのう。



【問題】
2月3日(水)、広陵高野球部員が太光寺(たいこうじ)で精神修養のために行ったことは何でしょうか?

1.寒行(かんぎょう)  2.護摩行(ごまぎょう)  3.断食  4.火渡り









【正解】
2.護摩行



【解説】
選抜高校野球大会に出場する広陵高の野球部員52人が3日、広島市西区の太光寺で精神修養のための護摩行を体験した。
「春 日本一」「一戦必勝」などと選手たちが願い事を書いた木札を、東和空(わこう)副住職が火にく べて読経(どきょう)。
ナインは立ち上る炎を眺めながら約1時間、自らを見つめ直した。
「広陵ナイン、炎にV誓う」中国新聞 2010年2月4日)




護摩行は話には聞いたことがあるが、どんなもんなんじゃろうか?



護摩供(ごまくよう)とは、釜で火を焚いて大日如来(だいにちにょらい)や不動明王(ふどうみょうおう)や火の神などさまざまな神仏の降臨を念じ、人間の願いをささげる祈りの儀礼です。
私たちが護摩木に書いた願い事は、私たちの「心の迷い」「煩悩」を意味し、燃え上がる炎は「仏さまの悟りの智慧(ちえ)」を表しています。
護摩木(ごまぎ)を勢いよく燃やすのは、仏さまの悟りの智慧の炎で、私たちの護摩木、煩悩を焼き滅 ぼすことを表しています。
そして、この際の炎(ほのお)と煙(けむり)が天界に到達することで願いが届くと言われています。
行者は、この護摩行によって、自身とこの宇宙の本性の中心である不動明王との完全なる一体化を果たし 、自他の罪障(ざいしょう)や煩悩を焼き尽くすと言われています。
「護摩供」太光寺)




同高校出身で阪神タイガースの金本知憲(ともあき)も、1999(平成11)年のオフから鹿児島市の最福寺(さいふくじ)で、精神力を鍛えるために護摩行をされとりますのう。



選手たちは1週間ほど修行を積み、精神を鍛える。
護摩木をくべた火柱の前で経を唱える護摩行は約2時間、熱さと息苦しさに耐え続けなければならない。
火柱は高さ3メートル。
法衣は汗を吸い、重くなる。

ある日、清原選手は池口恵観法主にこう話した。
「デッドボールを受ける方がまだまし」

池口法主は「最初はみんな音を上げる。
だが、自分で限界をつくってはいけない。壁を越えた時、こんな力があったのかと気づくものだから」と指摘する。
「金本・新井ら鍛えた炎熱の護摩行 鹿児島・最福寺」asahi.com 2008年7月20日)




今日は、護摩行について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。



ほいじゃあ、またの。

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