通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

JR尾関山駅 三次市

2017年05月22日 | 見て歩き
三次(みよし)ぶらり(その4)

JR尾関山駅(おぜきやまえき)

JR三江線(さんこうせん)






「山陰と山陽を結ぶ交通の要衝にあって、「県北の大都会(by:柏村武昭(かしむら たけあき)」と呼ばれる三次の街を紹介するこのシリーズ」

「前回は、巴橋(ともえばし)の西詰にある住吉神社を紹介しました」

「今日は、JR尾関山駅じゃ」





↓前回記事は、こちら↓

住吉神社 三次市







「尾関山駅は、三次駅から三江線に乗って、最初の停車駅になる」

「尾関山駅は、いつできたん?」

「今から62年前の1955年、三江南線(さんこうなんせん)が三次駅と式敷駅(しきじきえき)間で開業したときに設置されたそうじゃ」

「三江南線?」

「尾関山駅ができてから8年後の1963年、三次駅と島根県の口羽駅(くちばえき)を結ぶ三江南線が開通した。それまでに開通しとったのが、江津駅と浜原駅(はまはらえき)間を結ぶ三江北線(さんこうほくせん)なんじゃの」

「三江線って、北と南で分かれとったん?」

「ほうなんよ。これを1975年、北の浜原駅と南の口羽駅間を結ぶことで三江線が無事、全通したんじゃ」

「三江線ってもっと歴史がありそうな気がするんじゃけど?」

「三江線自体は、明治30年代から鉄道敷設運動がおこって、1926年に起工。1930年に江津駅と川戸(かわど)駅間で開業したのが始まりなんじゃそうな」

「いうことは、鉄道を敷いてほしいという運動がおこったのが、今から110年くらい前になるんじゃね」

「で、全線開通したのが、今から42年前の1975年」

「難産の末にようやく全線開通できたというわけか」

「でも、来年、2018年4月1日をもって、全線廃止になるじゃがの」







「尾関山駅は1985年から無人駅で、窓口じゃったところには板が貼られとる」







「待合室はきれいにしてあるね」







「時刻表を見ると、上り線・下り線とも、1日5便ずつしかないんじゃの」

「左上にある「F」の記号は?」

「2016年、米子支社が路線記号とラインカラーを導入した。路線記号は山陰本線を「A」、因美線(いんびせん)を「B」とアルファベットを振っていって、三江線は「F」に、ラインカラーは「江の川(ごうのかわ)の色」から「水色」になったそうじゃ」

「そういや、三江線には「江の川鉄道」いう愛称があるよね」

「三江線は、三次-江津間を、江の川に沿うような形で結んどるけぇの」







駅名標(えきめいひょう)

「尾関山駅は、桜で有名な尾関山公園の近くにあるんよね」

「秋は紅葉狩りでも有名じゃ」





↓尾関山公園については、こちら↓

「尾関山公園」三次市観光公式サイト







「駅のホームから三次方面と…」







「江津方面を見る」

「尾関山駅のホームってけっこう長いね」







「尾関山駅は、尾関山公園の紅葉と、石見神楽にちなんだ「紅葉狩(もみじがり)」の愛称がつけられとるんじゃの」





↓神楽「紅葉狩」については、こちら↓

「紅葉狩(もみじがり)【新舞】」高井神楽団演目



















三次市観光協会の前に立ててあった幟





↓三江線については、こちら↓

ぶらり三江線WEB





訪問日:2017年4月16日





「今日は、JR尾関山駅について話をさせてもらいました」

「次回は、浅野家の菩提寺(ぼだいじ)・鳳源寺(ほうげんじ)を紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
コメント
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