三次(みよし)ぶらり(その3)
住吉神社
巴橋西詰
「山陰と山陽を結ぶ交通の要衝にあって、「県北の大都会(by:柏村武昭(かしむら たけあき)」と呼ばれる三次の街を紹介するこのシリーズ」
「前回は、馬洗川(ばせんがわ)に架かる巴橋(ともえばし)を紹介しました」
「今日は、巴橋の西詰にある住吉神社じゃ」
↓前回記事は、こちら↓
巴橋 三次市
「巴橋の西詰、松原(まつばら)に建つのが、住吉神社」
「住吉神社は江戸時代、大阪(当時の表記は「大坂」)の住吉大社から、上里(あがり)村寺戸(てらど)福谷(ふくたに)山麓に勧請してきたもの。余談じゃが、三次を流れる西城川(さいじょうがわ)のことを、上里川とも呼ぶそうじゃ」
「それを、ここ松原に移してきたんじゃね」
「馬洗川(ばせんがわ)のすぐ近くに移ってきたんじゃの」
「「殷賑」はなんて読むん? どういう意味?」
「「殷賑(いんしん)」は、「活気があってにぎやかなこと」という意味。このあたりは、荷を積んだ川船が集まる三次の玄関口で、むかしから人が集まる場所じゃった」
「川向こうには厳島神社もあったんよね」
「それが前回、話をしたように、1972年(昭和47年)の豪雨災害を受けて三次市が堤防を高くしたので、住吉神社はここへ移転してきたんじゃの」
↓1972年の豪雨災害については、こちら↓
「1972年(昭和47年)7月11日 豪雨災害/過去の災害について」広島県防災Web
足に玉を置いた、玉取りの狛犬(阿形(あぎょう))
足に子犬を置いた、子取りの狛犬(吽形(うんぎょう))
手水舎(ちょうずや)
扁額(へんがく)
「毎年4月29日、昭和の日にはお祭りが行われるようじゃ」
「右下に「海津見の会」とあるけど、なんて読むん?」
「「海津見」と書いて「わたつみ」と読む。文字どおり「海の神様」のことじゃ。そうそう、住吉神社の祭神(さいじん)は「綿津見命(わたつみのかみ)」じゃの」
訪問日:2017年4月16日
【参考文献】下中邦彦/編『日本歴史地名大系35 広島県の地名』(平凡社 1982年)
「今日は、巴橋の西側にある住吉神社を紹介させてもらいました」
「次回は、JR三江線(さんこうせん)の尾関山駅(おぜきやまえき)を紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
住吉神社
巴橋西詰
「山陰と山陽を結ぶ交通の要衝にあって、「県北の大都会(by:柏村武昭(かしむら たけあき)」と呼ばれる三次の街を紹介するこのシリーズ」
「前回は、馬洗川(ばせんがわ)に架かる巴橋(ともえばし)を紹介しました」
「今日は、巴橋の西詰にある住吉神社じゃ」
↓前回記事は、こちら↓
巴橋 三次市
「巴橋の西詰、松原(まつばら)に建つのが、住吉神社」
「住吉神社は江戸時代、大阪(当時の表記は「大坂」)の住吉大社から、上里(あがり)村寺戸(てらど)福谷(ふくたに)山麓に勧請してきたもの。余談じゃが、三次を流れる西城川(さいじょうがわ)のことを、上里川とも呼ぶそうじゃ」
「それを、ここ松原に移してきたんじゃね」
「馬洗川(ばせんがわ)のすぐ近くに移ってきたんじゃの」
「「殷賑」はなんて読むん? どういう意味?」
「「殷賑(いんしん)」は、「活気があってにぎやかなこと」という意味。このあたりは、荷を積んだ川船が集まる三次の玄関口で、むかしから人が集まる場所じゃった」
「川向こうには厳島神社もあったんよね」
「それが前回、話をしたように、1972年(昭和47年)の豪雨災害を受けて三次市が堤防を高くしたので、住吉神社はここへ移転してきたんじゃの」
↓1972年の豪雨災害については、こちら↓
「1972年(昭和47年)7月11日 豪雨災害/過去の災害について」広島県防災Web
足に玉を置いた、玉取りの狛犬(阿形(あぎょう))
足に子犬を置いた、子取りの狛犬(吽形(うんぎょう))
手水舎(ちょうずや)
扁額(へんがく)
「毎年4月29日、昭和の日にはお祭りが行われるようじゃ」
「右下に「海津見の会」とあるけど、なんて読むん?」
「「海津見」と書いて「わたつみ」と読む。文字どおり「海の神様」のことじゃ。そうそう、住吉神社の祭神(さいじん)は「綿津見命(わたつみのかみ)」じゃの」
訪問日:2017年4月16日
【参考文献】下中邦彦/編『日本歴史地名大系35 広島県の地名』(平凡社 1982年)
「今日は、巴橋の西側にある住吉神社を紹介させてもらいました」
「次回は、JR三江線(さんこうせん)の尾関山駅(おぜきやまえき)を紹介する予定じゃ。ほいじゃあ、またの」
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