坤は元いに亨る。牝馬の貞に利ろし。

タイトル----坤は元いに亨る。牝馬の貞に利ろし。第1944号　26.04.22(火)

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坤(こん)は元(おお)いに亨(とお)る。牝馬(ひんば)の貞に利(よ)ろし。『易経』

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　従順の徳を以てし、しかも牝馬(めすうま)のように至順であれば、すべてはうまくいく。

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　【コメント】

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　『易経』が訓戒するとおり、誠によい教えであります。

　世の中、多くの人が、それぞれの目的・意思を以て事を進める訳ですが、事業途中において思考の異なる者が引っ掻き回す事があるものでございます。　

　それでも一時対応は穏やかにしても、責任者は他人の思うまま道を変更してはならないのです。何故なら門を叩く人は、責任者の方針に共鳴して門を叩いてくるからです。

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　４０年の歴史を持つ我が円心会でもそういう不届き者がいました。丁寧な言葉を遣い耳は傾けますが、いかなる手段でこようとも私の方針は揺らぐことはありませんでした。特に私を強くしてくれたのは、『南洲翁遺訓』と西郷隆盛をこよなく愛した竹下一雄先生との出会いがそうでした。

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　昨日で、『名君忠徳公』をブログで少しずつ紹介し終りましたが、今度は『天保おすわり事件』を書いてもよろしいでしょうか。明日、お電話致します。

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　事象は全く異なりますが、隣の韓国では旅客船が沈没し、大変な騒ぎになっています。２２日現在、韓国当局は日本を含めた各国からの支援を受け入れたやに報道されていますが、遅すぎました。日本の優秀な技術を持った救護班を最初から受け入れていたら、一人でも助けられたのではないかと残念に思う次第です。

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　国家間ではいろいろ外交上問題が山積していても、人命救助は最優先されなければならないと思うのですが、如何でしょう。野戦の指揮官として名を馳せた元弁護士の中坊公平さんみたいな人がいればよかったのですが、と遺族が御気の毒でなりません。