タイトル----死生命あり、富貴天に在り。第1968号 26.05.17(土)
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死生命あり、富貴天に在り。『論語』(顔淵)
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人間の生も死も、はたまた貧富、貴賤も、すべて天命であって、個人がどうすることもできないものだ。
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【コメント】
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私がご尊敬申し上げた詩吟道師匠・竹下一雄先生は、御臨終の際、私に対して、「アイガトゴアシタナ・有り難うございました、生死なんぞ疑わん 天の付与なるを」と、大きな声を発して後ろに倒れ旅立ったのでした。この言葉は西郷隆盛の「獄中感有」の漢詩にある言葉です。
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西郷隆盛も竹下一雄先生も、漢籍の世界を渉猟し、天の理を把握していたのだと思っています。
だから、いつも、天が見ているのだという厳粛な気持ちで、真面目に日々を過ごすことが大事だと思っています。天風師も同様に説いています。
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昨夜は礼弥君が稽古にきました。一通り終ってから、母上様も、息子と一緒に空手の型をしました。来る人拒まず去る人追わずの姿勢ですから、いつでも対応するようにしています。
母上様のイデタチは、ジーパンの足の部分を引きちぎった、今時の若者が着るズボンでした。私がそんなものを着ようものなら、あのジーサンがほけたと言われるでしょう。
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どんな人にも、あまねく公平に、親切に、出し惜しみせず、誠心誠意対応することが健康の秘訣なのです。そう、断言します。私はそのようしています。
私が日本舞踊を習った最初の師匠は、金をとりまくる人でした。だから、私はその逆を履行しているのです。そういう生き方に天は味方すると老人の私は悟っているのです。
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『天保おすわり事件』(第24回)
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「羽州荘内城の儀は、先年より酒井家拝領也。然るところ、松平越後守御仰せたてられ、荘内拝領なされたく、御公儀表、御奥向へ御内領仰せ上げられ候。しかる所(中略)酒井家の儀は、格別の思召御座候うて、信州松代城より荘内拝領に御座候へば、内領御座候ふとも、お沙汰相成り申さず候ふ趣お達しにつき、拝領申さず候ふ。
然るところ、承知いたし候ふには、私同姓松平大和守殿、御内領のところ、羽州荘内領下し置かれ候ふ趣、大和守使者を以て申達し候ふに付、お伺ひお沙汰申上げ候ふ。
私の家は、大和守殿の本家同様御座候ふ也。先年、三河守願上げ奉り候ふ節は、酒井家代々拝領の趣をもって下されず、今度大和守殿拝領の儀は、御老中方お沙汰を以て下し置かれ候ふや、又は格別の思召を以て仰せ出され候ふや、越後守承知仕りたく、その上にて公儀へ仰せ上げられ方御座候ふに付、何卒よろしきやう、御用番様へ早々御仰せ上げ下され候ふやう、書付を以て仰せ入れられ候ふ條、如此に御座候ふ」
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短歌の紹介
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榊原人吉盆地戦闘で
咽喉に重傷延岡で死す 6765 『臥牛 菅実秀』
政府軍荘内人士参加せり
忠篤内意受け陸軍へ行く 6766 『臥牛 菅実秀』
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