人に贈るに言を以てするは、金石珠玉よりも重し。

タイトル---人に贈るに言を以てするは、金石珠玉よりも重し。第1946号　26.0424(木)

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　人に贈るに言を以てするは、金石珠玉よりも重し。『荀子』

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　よいことばを人に贈ることは、金石珠玉をおくるにまさる尊さをもつものだ。

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【コメント】

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　よい言葉を贈ると同時に、それに裏打ちされる行動・所作も同様であれば、なおさらいいであろうと思います。

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　人は間違いを起しやすいものであります。間違いであったと思ったら、その時点で修正をする度量・覚悟観・永遠性を保持すべきだとおもったら、変更するに吝かであってはならないと思います。

　その根幹として大事なことは、我々は日本という国土に生を得て、やがてその地に永遠に眠る、或は眠りたいということであります。

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　ところが、この御仁、国籍は何処たろうか、といぶかうような人がいるのです。日本という国の歴史を観察したら、当然明快な答えがある筈なのに、であります。それらの解決は、時間を要するかも知れないが、時が解決するのです。

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　『天保おすわり事件』(第２回)

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　それにヒントを得て、約十回にわたり、私が時事新報の夕刊に書いたのが「轉封」である。

　引きつづき、雑誌「キング」から頼まれて書いた。日本國民全体に知らせたいと思って、東京から連續二回づつ四回、仙臺と札幌から三回放送した。その放送をきいて大いに感激し、是非芝居にしたいから、もっと詳しく話して貰ひたいと申し込まれたのが、六代目菊五郎丈だ。残念乍らそれは、或事情のため實現されずに終わったが、各方面の反撃は、相當大きかったやうである。

　併しもともと私は、歴史家でもなければ考證家でもない。従って、私の書いた物から、私の話したものから、正確なる史實を求めようとする人があったら、それは徒勞である。「おすわり事件」の研究者には石原重俊先生があり、清野鐵臣翁がある。私の書いたものは、要するに大衆讀物であり、私の話してゐるのは、要するに通俗講演の範囲を出てゐないからだ。廣義のアナウンサー-----------そのおつもりで此の一篇を通読していただきたい。

　前置きがばかに長くなった。まづ事件のアウトラインだけを、簡単に書いて見よう。

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　短歌の紹介

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(西郷)先生のこのたびの挙道直く

　　　　　　　　　　　　　　　　　天下後世示されたもの　6742　『臥牛　菅実秀』

後世にこの道伝ゆ良心が

　　　　　　　　　　　　　　　　わが志知りたと喜悦する筈　6743　『臥牛　菅実秀』