味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

詩に云ふ、愷悌の君子は、

2018-06-18 09:49:11 | ブログ
第3459号 30.06.18(月)

詩に云ふ、愷悌(がいてい)の君子は、民の父母なり、と。至徳に非ざれば、其れ孰(た)れか能く民に訓ふること、此の如く其れ大なる者あらんや、と。『孝経』284
 
 『詩経』の大雅、泂酌(けいしゃく)の章にもいっている。やわらぎ楽しむところの君子なるものは、徳があふれていて、民の父母とも仰ぎ慕われる立派な人物である、と。この上もない孝の徳の持ち主でなければ、いったい誰が民を能く教え諭すことが、これほどまでにそのように大なる存在として、あり得るであろうか、と。

 【コメント】大阪で地震発生、震度6とか。死者3人、怪我をされた人91人とのことです。地震発生後は同程度の揺れが二週間位続くとのことです。

 火災を起こさない、倒れてくるものに注意したいものです。

 人間はややもすると、非行を起こしがちです。ですから、人々の顰蹙を買うことはすべきでないと固く決意し、善行を積みたいものです。その為には『南洲翁遺訓』を学ぶこと、漢籍を読む事をおすすめいたします。


 私が南洲神社に行くため、最初師事した平井政明先生は、徳があふれていた先生でした。それはそれは素晴らしい先生でした。人が喜んでいる姿を見て、よかった、よかったといい、わがことのように喜ぶ先生でした。

 天罰と謂う言葉がありますが、天の制裁を受けないよう慎重に日々を過ごしたいものです。小泉元総理は、安倍総理の言葉はウソの積み上げだといいました。そのように思っている人は多いと思います。おだやかに親切にといいますが、いつかは天の制裁がくるのでしょうか。