タイトル----選択と淘汰。第1450号 24.12.04(金)
---戦後の日本からなくなった思想や言葉の中に、「淘汰」がある。英語でセレクションというと「選択」と「淘汰」の二つの意味があるのだが、今の学生は「淘汰」の方を知らない。悪い言葉は存在させない、という日本のマスコミの、誤った「人道主義」の結果である。しかし言葉も思想も、善悪すべてを豊かに取り揃えて人々の生活に反映させる叡智と勇気がなければ生まれるわけがない。(曽野綾子著『国家の徳』)
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曽野綾子氏がいうマスコミの姿勢こそが誤った思想であると私は思う。そこには正義も何もないと私はかねがね考えています。土足で踏み込んで誤った場合、真からお詫びするのだろうか。
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人民を労わるこれが要諦と
子路に訓戒孔子教導 2554 『史記』