goo

2015 11/3の拝観報告6 最終(長圓寺)


写真は、観音堂の内陣

泉涌寺を出て、JRの東福寺駅へ戻ります。
奈良線で京都駅へ。
そしてまた嵯峨野線で丹波口駅へ。
ここから徒歩で13:45にやって来たのが、長圓寺です。

本来この日は17:00~十夜フェスというイベントの会場でした。
到着時も本堂の脇で準備をしている学生さんもおられました。
本堂内部は既に準備完了のようでした。

そこで納経所に行って「本堂のお参りは出来るでしょうか」とお伺いしました。
すると「いつもは不用心なので開けてないのですが、今日はイベントがあるついでやからいいよ」と。
予想可能な中で最も理想的な展開でした(笑)。

本堂内部にお参りさせて頂きました。
至極普通の浄土宗寺院の内陣でした。

納得したところで14:10にこちらを出て、コインパーキングに戻り、車で自宅へ帰りました。
もちろん15:00~の長男の誕生会には無事間に合いましたよ(笑)。

「京都のおすすめ」の総合索引へ


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2015 11/3の拝観報告5(泉涌寺 戒光寺 泉山融通弁財天大祭)


写真は、開扉されている泉山融通弁財天

東福寺 東光寺を出て、例の近道で泉涌寺へ。

13:00にやってきたのが、戒光寺です。
11/3は泉山融通弁財天大祭で、泉山融通弁財天像がご開帳されています。
成人の日の泉山七福神めぐりでもご開帳されますが、この時はごった返すのでこちらの方がいいでしょう。

本堂前では護摩炊きの準備がされていました。
本堂内にもお参りします。
内陣の特別拝観は11/14~11/29です。

13:20頃にはこちらを出ました。

追伸
明日からは10:00も拝観報告です。

「京都のおすすめ」の総合索引へ



コメント ( 1 ) | Trackback ( )

竹邑庵太郎敦盛


写真は、お店の玄関

竹邑庵太郎敦盛(ちくゆうあんたろうあつもり)は、京都御苑の近くにある“あつもりそば”(温かいざるそば)のお店です。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、2番出口から地上に出て左に進みます。
約60m先の左手に細い路地があるので、それを進みます。
道なりに右折し、約30m先の左手にお店があります。

日曜祝と土曜の夜が定休。
お昼は11:00~15:00、夜は18:00~21:00です。
なお乳幼児の入店はお断りです。

店内は1階と2階があり、それぞれ8畳の座敷が2間ずつぐらいの大きさです。
ちなみに2階への階段の傾斜が超急です。

メニューは、昼は2種類のみ。
温かいざるそばの“あつもりそば”と、冷たいざるそばの“追っかけ皿そば”です。
あつもりそばは、量が選べて、1斤が900円、1斤半が950円、2斤が1200円です。
通常女性なら1斤。
通常のおそば1人前では全然足りないという方は、2斤がいいでしょう。
追っかけ皿そばは、小皿に小分けにされており、通常5皿で900円。
さらに追加したい場合は、1皿100円で追加していけます。
また夜だけ“すずしろそば”1,200円もあります。

あつもりそばを注文すると、生卵、ねぎとわさびの入った御椀、そしてお出汁の入ったとっくりが来ます。
御椀をかき混ぜて、お出汁を注ぎ、それにおそばをつけて頂きます。
お出汁の入ったとっくりは注意があるように超熱いので、布巾越しに持つように。

食べ終わると、蕎麦湯とお口直しの梅干しを頂きます。
味の濃く温かいおそばと、シャキシャキの九条ネギの相性が抜群です。

食事・甘味の索引へ

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2015 11/3の拝観報告4(東福寺 東光寺)


写真は、方丈

願成寺を出て泉涌寺へ向おうとしたら、塔頭の東光寺のお茶席が始まっているじゃないですか。
お食事後には甘いもの!ということで、12:35寄ってみました。

1人500円です。
抹茶はいいものを使われているようです。
あんとんさまのお墨付きです(笑)。
お菓子は金平糖と干菓子でした。

そしてなにより、内部には誰もおられず。
最後まで他に来られず。
庭園はもちろん、方丈もしっかり撮影出来ました。

これだけゆっくり貸切状態だと値打ちがありますね。
内陣もお参りの後にしっかり観て、存分に堪能して12:50頃にこちらを出ました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

御霊神社 木津川市


写真は、拝殿

御霊神社は、木津郷の産土神として祀られている神社です。

アクセス
国道24号線をひたすら南下します。
山城大橋東詰を越え、井手町を越えて、上狛4丁目交差点を過ぎて、木津川泉大橋を渡ります。
橋を渡り切ってすぐの右斜め下に降りる側道に進みます。
降りた突き当りを左折します。
約150mでJRの高架下をくぐった左手に安福寺があり、さらにその50m先の左手に御霊神社があります。

一の鳥居をくぐると左は手水舎と宮座が、右には社務所と宮座があり、正面奥に拝殿があります。
拝殿の右脇から奥に回り込むと、摂社の稲荷社があり、拝殿の背後には本殿があります。

2015年10/31~11/3の木津川市の特別公開で、木津川市指定文化財の木津浜絵馬が公開されました。
社務所の隣のお部屋にあり、縁側から拝見します。
木津川市のボランティアガイドさんが解説して下さいます。
江戸時代後期の作で、約75cm×90cm。
当時の運送の主であった木津浜のにぎわいが描かれています。
往来での作業の様子や、集落も描かれており、当時の生活を伺い知ることができます。

洛南マイナー散策の索引

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2015 11/3の拝観報告3(東福寺 願成寺 苦労消除祭)


写真は、親王堂前での回向

金剛寺を出て、亀岡ICから京都縦貫道へ。
沓掛ICで降り、国道9号線を東へ。
そのまま五条通となり、JR丹波口駅周辺のコインパーキングに駐車します。
そしてJR嵯峨野線で丹波口駅から京都駅へ。
さらに奈良線で東福寺駅へ。
東福寺駅から徒歩で向かったのが、東福寺塔頭の願成寺です。
12:00頃に到着。

11/3の願成寺は、苦労消除祭です。
ちょうど回向の最中でした。
最初からこちらで昼食の予定でしたので、まずはたこ焼きと焼きそばを買います。
それぞれ200円と超安いです。
祇園祭の屋台も見習って欲しいです(笑)。

そして300円で僕はおそば、あんとんさまはうどん。
これらを持って書院へ。
きれいなお庭を観ながらのお食事です。

そうそう、こちらでまたまた”なみへい”さんにお会いしましたね。
もうこれで3回目(笑)。

12:30頃にこちらを失礼しました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ



コメント ( 2 ) | Trackback ( )

安福寺 木津川市


写真は、本堂と庚申堂

安福寺(あんぷくじ)は木津川市にあり、東大寺・興福寺を焼き打ちにした平重衡が木津川の河原で処刑される直前に拝んだのがこちらの本尊 阿弥陀如来像であるため、通称“哀堂(あわんどう)”と云われています。

アクセス
国道24号線をひたすら南下します。
山城大橋東詰を越え、井手町を越えて、上狛4丁目交差点を過ぎて、木津川泉大橋を渡ります。
橋を渡り切ってすぐの右斜め下に降りる側道に進みます。
降りた突き当りを左折します。
約150mでJRの高架下をくぐり、くぐったすぐ先の左手に安福寺の駐車場と表門があります。

表門の右手には桜があり、春はきれいなようです。
表門を入ると、左手に十三重石塔、正面に本堂、右手奥に庚申堂があります。
十三重石塔の場所に平重衡が埋葬されたそうです。
庚申堂には青面金剛明王像がお祀りされています。

通常本堂は非公開ですが、2015年10/31~11/3の木津川市の特別公開で公開されました。
本堂の正面から入り、拝観料300円を納めます。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
左と右の脇壇にはそれぞれ、法然上人像と善導大師像がお祀りされていました。
また内陣の右手前には平重衡肖像画が掛けられていました。
重衡肖像画といえば、これです。

洛南マイナー散策の索引

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2015 11/3の拝観報告2(金剛寺 亀岡 応挙展)


写真は、重文の群仙図

朝1番で与謝野町まで行きましたが、”大返し”します(笑)。
国道176号線から与謝天橋立から京都縦貫道へ。
縦貫道が和知から丹波までつながった恩恵は大きいですね。
そして沓掛じゃなくて、その手前の亀岡ICで降ります。
亀岡運動公園を経て北周りで10:40にやってきたのが、金剛寺です。

11/3は応挙展。
この日だけ所蔵されている重文の群仙図を無料で公開されます。

到着時は御住職の説明中。
しばらく群仙図の解説を聞きました。
終了時に「是非、お近くによって観ていって下さい。お写真も撮ってください」と。
ご住職、男前です(笑)!
最近は指定文化財じゃなくても撮影禁止が多いなか、重文でOKとは。
ありがたいことです。

群仙図を近くで拝見しましたが、筆使いが非常に細かいです。
今にも動き出しそうなぐらい写実的な仙人でした。

これは亀岡まで行って観る価値ありです。
11/3の一押しイベントですね。

申し訳ないので、2人で1000円志納しておきました。

11:10頃にこちらを出ました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

平安女学院2 聖アグネス教会


写真は、外観

聖アグネス教会はジェームス・M・ガ-ディナーの設計で平安女学院の礼拝堂 として建設され、京都市の指定有形文化財です。

アクセス
地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、2番出口から地上に出て左に進みます。
約200m先の下立売通との交差点の南西角に聖アグネス教会があります。

外観は赤レンガ造のゴシック様式。
礼拝堂の隣に三層の鐘楼がくっついており、側面の両サイドにはバッドレスという突起が特徴的です。
三層それぞれの窓も1階が縦長窓、2階がバラ窓、3階が尖頭アーチと意匠が異なっています。

内部は通常公開されていませんが、10月下旬~11月上旬の府庁界隈まちかどミュージアムで一般公開されていることがあります。

下立売通側の玄関から入ります。
左手奥に祭壇があるので、教会の左手後方から入ってくることになります。
教会内部の右手前方(祭壇の右隣)には礼拝準備室(ベストリー)、右手後方には八角形に突き出た洗礼室(バプテストリー)があります。
天井は小屋組み梁をむき出しにしており、聖堂背後の上方には大きなステンドグラスの西バラ窓があります。
教会の中央には会衆席が並び、左右の窓もきれいなステンドグラスです。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )

2015 11/3の拝観報告1(施薬寺 屏風公開)


写真は、鐘楼と大師堂

文化の日、祝日です。
11/4が長男くんの9歳の誕生日。
この日の15:00~お誕生日会をすることになっていましたので、それまで拝観です!

朝6:45頃に自宅を車で出発です。
7:00に丹波口駅であんとんさまを拾います。
この感じ・・・そう、北へ向かいます!
京都縦貫道で沓掛口ICから終点の、与謝天橋立へ。
国道176号線を進み、旧加悦町の横を通過します。
府道701号線を右折し、8:50頃にやって来たのが施薬寺です。
お寺が府道に面しておらず、現地に案内もありません。
もし行かれる方がおられれば、事前に詳細に場所を調べてから行かれるべきです。

こちらは11/3だけ、与謝蕪村の屏風を公開しておられます。
昨年11/3のイベントを調べていたら、あんとんさまが「こんなのありましたよ」と。
「それどこなの?」って、地図を見たらココ↓。



マジかってところですよね(笑)。
昨年は日程的にムリでしたが・・・ならば、今年行こう!と、なっちゃいました(笑)。

詳細は今後の本編に掲載します。
与謝蕪村が描いた「方士求不死薬図(ほうしふしのくすりをもとむのず)屏風」。
漢文的には”求”の下に”二”、”薬”の下に”一”の、一二点を打てばいいのでしょう(笑)。

拝観料は特に指定されていませんが、文化財保護の寄付が掲示されています。
あんとんさまの御朱印と共で、1000円を寄付しておきました。

御住職がお寺の沿革やこの屏風について説明して下さいます。
由緒書きは、現在切らしている・・・と。
さらに本尊の町指定の薬師如来像は秘仏で、9/8の薬師大祭の時だけご開帳されるとのこと。

「宿題を提出したら、さらに新たな宿題を出された」ような”スッキリしない感満載”で(笑)、9:20頃にこちらを失礼しました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

信行寺


写真は、本堂

信行寺(しんぎょうじ)は東山仁王門にある浄土宗寺院で、本堂の天井画が伊藤若冲の花卉図(かきず)です。

アクセス
東大路通の三条を上がった、仁王門通との交差点の北西角に信行寺があります。
最寄りのバス停も東山仁王門です。

表門を入ると右手前から毘沙門堂、庫裏、本堂が並んでいます。
毘沙門堂には身代毘沙門天像がお祀りされていますが、お厨子は閉まっています。
本堂前は枯山水の庭園のようになっています。
通常本堂は閉まっています。

2015年10/30~11/8の秋の非公開文化財特別公開で、2016年11/11~11/13は独自主催で内部が公開されました。
門を入ったところで拝観料800円を納めます。
正面から本堂に入ります。
本堂の内陣中央には、本尊の阿弥陀如来像と脇侍の勢至菩薩像と観音菩薩像が、右の脇檀には地蔵菩薩像、左手の脇檀には慈覚大師円仁作と云われる聖観音菩薩像がお祀りされています。
また本堂の左手には開山の順公上人像と信行寺大慈悲像縁起絵巻が展示されていました。

本堂外陣の天井が、伊藤若冲の花卉図(かきず)です。
元々は石峰寺の観音堂の天井画でしたが、廃仏毀釈により破却されました。
それらがこちらに寄進されたそうです。
8マス×21マスですが、右手1番奥のマスは若冲のサインですので、全部で167図あります。
牡丹がもっとも多く、菊、梅の他にサボテンなども描かれています。
2016年の公開時は、外陣を横断するように下からLEDで天井を照らされたので、さらに花卉図が見やすくなっていました。

最後は本堂に向かって右手の間でグッズを販売されており、こちらから外に出ます。

洛東マイナー散策の索引

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 5 ) | Trackback ( )

2015 11/1の拝観報告6 最終(誓願寺 寺宝展)


写真は、本堂内陣

木津川市の大智寺を出て、西へと進みます。
京奈和道に山田川ICから乗り、田辺北ICで降ります。
府道22号線を走り、八幡東ICから第2京阪道路へ。
上鳥羽ICで降りて、14:45頃に京都市役所前へ。

こちらであんとんさんに車を降ろして頂きました。
僕は子供を迎えに行くのですが、15:50頃でいいので少し早い。

そこで寺町通を南下して、やってきたのが誓願寺です。
10/31~11/3まで寺宝展をされていたので、寄ってみました。

子供のお迎えまで少し早い→寺宝展に行こう!
京都在住の特典ですね(笑)。

受付は表門ではなく、路地をまわった裏口です。
一応今回の内容は本編に追記しておきました。

僕も文化財にはそれほど詳しくはないですが、内容的にはなかなかマニアックなのではないでしょうか。
書簡と仏画がメインです。

土曜日の午後でしたが、僕がいる時は他に誰も来られませんでした。
入口が分かりにくいこともあるからでしょうか。
表門にも案内は出ていましたが。

重文の誓願寺縁起や毘沙門天像クラスが出ていれば、もっと人が来るのでしょう。
しかしそうなると、お寺側もこんなにのんびりと公開は出来ないんでしょうね(笑)。

15:30頃にこちらを出て、長男次男くんをお迎えして、妻の待つ自宅へと帰りました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

左阿彌


写真は、表門

左阿彌(さあみ)は、安養寺の末寺である“円山の六坊”の流れをくむ料亭です。

アクセス
四条通を東に進むと、八坂神社の西楼門に突き当たります。
この前で東大路通へ右折します。
約100m進んだ最初の交差点を左折します。
緩やかな坂を登り八坂神社の南楼門を過ぎて220m程進むと、円山公園からの道と交差します。
これをさらに直進します。
やがて突き当りに長楽寺が見えてきますが、この前で道なりに左折します。
約70m進んだ左手に料亭左阿彌があります。

左阿彌は1615年、織田信長の弟 有楽斎の子である頼長によって安養寺の末寺として建立されました。
江戸時代にこの辺りは遊興の地としてにぎわい、多蔵庵春阿弥、延寿庵連阿弥、花洛庵重阿弥、多福庵也阿弥、長寿院左阿弥、勝興庵正阿弥が“円山の六坊”と呼ばれていました。
連阿弥と重阿弥は合併して京都で始めてのホテル、也阿弥ホテルになり、春阿弥は1877年に温泉場となるも1906年に焼失しました。
そして現在は左阿彌だけが、幕末から料亭として今尚残っています。

通常の懐石であれば、12,000円~36,000円ぐらいですが、
お昼なら、懐石が9,936円と12,420円など、さらにお昼の華御膳6,831円(11:00~14:00)もあります。
1度お昼に華御膳を頂いたのと、2022/8/24 NHKカルチャーの「料亭 左阿彌 ~京都伝統の味を楽しむ~」で内部を案内して頂きました。

表門の上には“左阿彌”の大きな扁額があります。
これは頼山陽の高弟、易安の書です。
表門を入り石畳の道を進みます。
途中の右手には茶室の吉水庵(よしみずあん)があります。
やがて左手に左阿彌の暖簾が掛った中門が見えてきます。
これをくぐると正面に萱葺きで4畳半の茶室 遍松庵、左手には8畳の茶室 寛楽庵、右手奥に本館があります。
本館に入るとロビーがあります。
ロビーの正面にエレベーターがあり、その右手に廊下があります。
廊下を直進すると松のある中庭があります。
中庭の右手には広間の道仙が、左手には88畳の広間の清鳳殿があります。
ここの窓から遍松庵や寛楽庵が見えます。

エレベーターで2階へ上がります。
右手奥に桃山の間、華頂の間があり、襖を取れば繋がります。
ここに広いベランダがあり、ここから西山方面が望めます。
左手に進むとロビーがあり、ロビーの窓の外には大きな織田頼長の宝篋印塔があります。
ロビー手前の左手には132畳の大広間の聚楽殿があります。

お料理は向付、お刺身、吸物、焼物や御飯、水菓子など8品。
やや軽めの懐石といった感じですが、7,000円ならお得だと思います。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2015 11/1の拝観報告5(大智寺)


写真は、本堂

御霊神社を出て、そのまま西へ。
13:20にやって来たのが、大智寺です。
こちらも木津川市の特別公開ですが、僕は2年前に来ています。
しかし同行のあんとんさまが初めてですし、近いこともあり寄りました。

詳細は既に本編に掲載済みです。

拝観内容は前回と変わりなし。
しかし相変わらず重文の聖観音菩薩像は、見にくいです(笑)。

あんとんさまは御朱印を頂かれ、一通り拝観後にお参りをして、13:40にはこちらを出ました。

「京都のおすすめ」の総合索引へ

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

浄住寺2 限定公開(松尾散策13)

-
写真は、方丈前庭

2015年に方丈や本堂など内部の特別公開がありました。
日程は9/20、9/30、10/10、10/20、10/30の10:00~、13:00~、14:30~、16:00~約90分で、1人予約なら1500円、当日なら2000円でした。

本堂と庫裏の間の門から方丈に入ります。
方丈で受付をします。
方丈は中興の祖 鉄牛禅師が伊達家と懇意であった縁で、伊達綱村の屋敷を移築したものです。
庭園に面して3間あり、中央の間には豊臣秀吉の安堵状が掛っていました。
左手の間の奥は上段の間になっています。
この上段の間にある床の間の右壁面には穴が開いているのですが、掛け軸で隠されています。
幼い綱村が襲撃された際は、この穴から逃がすようになっていたそうです。
中央と右手の間の奥には6畳ずつのお茶室があり、黄檗宗ですので主に煎茶のお茶席が行われるそうです。

方丈の前庭は池泉式の庭園になっており、左から右へ本堂(禅堂)、祠堂、開山堂と寿塔が一直線に並んでいるのが分かります。

表に出て庫裏の表玄関を開けると、幕末の京狩野派の狩野永岳の雲龍図がありました。

本堂に入ります。
禅堂を兼ねる本堂の内陣中央には、本尊の釈迦牟尼仏像がお祀りされています。
左の脇壇には左手から達磨大師像、古伽藍本尊像、出山の釈迦如来像と徳川家の位牌が、右手の脇壇には左手から阿弥陀如来像、伽藍菩薩像と葉室頼孝像(中興した際の葉室氏の当主)がお祀りされています。

本堂の奥には位牌をお祀りする祠堂、中興開山である鉄牛禅師像がお祀りされている開山堂が3つ並んで内部で繋がっています。
そして開山堂さらに奥には白壁の寿塔があり、このなかに鉄牛禅師の御遺骨がお祀りされているそうです。




コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« 前ページ 次ページ »