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2014 3/18の拝観報告3(大徳寺 総供養大施餓鬼)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8c/7ef4a69b003ab935846e93fe4066a309.jpg)
写真は、庫裏と前庭
大徳寺塔頭もたくさんまわりましたが、まだ行けていないところがあります。
そのうちの1つが、龍翔寺でした。
孤篷庵に行く途中にイヤでも目に入る、あの立派な鐘楼門があるお寺です。
総供養大施餓鬼が僧堂ことこの龍翔寺であるということで、スーメテさまと以前から策を練っておりました。
すると何のことはない、総供養大施餓鬼は一般でも参加できるということで行ってきました。
春と秋のお彼岸の初日(春分秋分の日の3日前)に行われます。
総供養大施餓鬼の詳細や龍翔寺内部については、明日と明後日の本編でご紹介します。
まず10:00に到着。
あの鐘楼門が開いています!
まずは方丈へ。
ここで斉座券を1000円で頂きます。
11:00から法要やお斉(おとき:食事)とあったので、方丈をウロウロしてあとは庭園へ。
僧堂内部も見ましたし、大政所のお墓も発見!
それでも10:30頃。
ふと見ると”茶席”の文字が。
スーメテさまが「どうします。行きます?」と。
いつものようにあんとんさまとなら、迷わずに「行きましょう」というのですが、この日は勝手が違います。
というのもいつもは”裏千家師範のあんとんさまの庇護のもと”に行っているのですが、
この日は僕がスーメテさまを庇護しないといけません。
しかし決意を固めて、「行こう」と言いました(笑)。
僕はさすがに懐紙や菓子切りは持参していました。
行く先が大徳寺ですからね(笑)。
1席20人ぐらいでしたので、ちょうど利休忌ぐらいの感じでした。
お茶席の後は、お斉を頂き、法要を少し眺めて失礼致しました。
以前から内部が気になっていたので、心底満足致しました。
そうそう、最後に。
今年秋の総供養大施餓鬼は、秋分の日が9/23(火)ですので9/20(土)ですよ!
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コメント ( 7 ) | Trackback ( )
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「内部に入るためにはお茶席」が結構ありますね。
Ama様にご同行させてもらってつくづく感じてます。
最後に…その呼び方やめて~(恥)
ネットで調べると09月の記載があったので、てっきり、09月の予定と思っていました。
03月にもあったのは知りませんでした。
>”茶席”の文字が。
僕一人ならへたれて確実に無理でした…
お茶会と聞くと、足が竦んでしまう者にとっては20名規模でも緊張しました(汗)
>大政所
大政所の墓所はずっと見たかったので感激しました☆ 境内はさすが天瑞寺の旧境内ということで、とても広かったです。
この日だけは覚えていました(笑)
一般参加でも大丈夫なんですよね?
一般なら“斎座券を下さい”でOKです。
http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/4aaa4fd4e655814394ebb9ca2e3d80eb
あと、お斎時のお茶席なので気軽に考えていましたが結構堅い雰囲気でやはり大徳寺やなあと思いました。
以下は参考までに:待合から茶席への襖が閉まっていていきなり関門が(笑)。良恩寺での講習会で襖の開け方を教わったのが役に立ちました(左手で引手に手をかけて少し開け、引き続き端に手をかけ12~3㎝開け、今度は右手でほぼ開けきる)襖を開けるだけなのですが気を使います。あと菓子も最初に箸でとる松風(これが「蓋付き」の菓子鉢)、次に手でとる大徳寺納豆という風に作法を試されているようでした。
このあと、大徳寺法堂で龍を見て(法堂内を自由に見れず、入ってすぐの箇所で結界を作っていたのが残念ですねえ)から、
梨木神社の萩祭の「お茶席」に行きましたが、ゆるい雰囲気に安堵感を覚えました。
萩:梨木神社では盛りを過ぎているものが多かったです。常林寺はほぼ満開。お堂裏の群青色の萩は初めて見ました、こんな種類があるんですねえ。お墓近くの彼岸花も満開でした。
たくさんの檀家さんが来ておられたので、お茶席へも気楽に向かいましたが
ちょうど法要が始まり、お茶席は6名だけでした。
お作法をきちんと習ったことがないので、冷や汗をかきながら、
お隣に座られた方に助けていただきながら、なんとか
お菓子とお茶をいただくことができました。
こちらのブログを拝見するようになってから、
京都へ出かける時は、懐紙と菓子切りは鞄の中に入れて
行くようにしているので、
懐紙がなくてどうしよう。
ということにはならずにすみました。
ありがとうございます。