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寂光院2 特別拝観(大原散策18)


写真は、御庵室跡周辺

春と秋の年2回程度、建礼門院の御庵室跡と焼けてなお重要文化財の旧本尊地蔵菩薩立像が特別に公開されます。
拝観料は300円追加になります。

境内左手奥の木戸をくぐります。
木戸の向こうは、緑の参道が続いています。
その右手に建礼門院の御庵室跡が一面の苔に覆われてあります。

収蔵庫
このさらに奥の収蔵庫には2000年の放火により焼損した旧本尊の地蔵菩薩立像が公開されました。
もちろん黒焦げで体の形がわかる程度で、前には多数の地蔵菩薩小像がお祀りされていました。

2012年春に書院が公開され、また秋には1,000円で呈茶が書院内部で頂けます。
山門を入った正面に本堂があり、書院は右手にあります。
書院に向かって左手から入ります。
まず6畳間があり、その奥に6畳間。
そしてその6畳間の左に8畳間があります。
8畳間には違い棚、床の間と付書院があり、襖絵は幸野楳嶺門下の四天王と云われた谷口香嶠や都路華香などです。
そしてさらに縁があり、眼下にはお茶室の孤雲があります。

2016年から紅葉シーズンの土日祝だけ、特別公開と称して孤雲(こうん)での呈茶がありました。
10:00~15:00です。
孤雲は昭和天皇御大典の際の悠紀殿、主基殿の部材をもとに建てられました。

拝観受付をして階段を登った途中の右手に柴折れ戸があります。
これをくぐった左手の待合が呈茶の受付で、呈茶料800円を納めます。

右手に池のある庭園の左側の園路を進み、正面の貴人口から入ります。
付書院のある6畳の茶室で、床の間は1畳の畳床、外周には濡縁があります。
こちらでお茶菓子とお薄を頂きます。

客殿
2017年春の非公開文化財特別公開で、また12/23辺りのかぼちゃ焚きで客殿が公開されます。
庫裏の左手奥の玄関から客殿に入ります。
玄関を入って左手に廊下を進むと、8畳間が4つの広間前庭があります。
広間では2012年と同じ谷口香嶠や都路華香などの花鳥図や竹内栖鳳の燕図、芋図などが公開されました。




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