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〇間

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写真は、離れの茶室と前庭の奥庭。

〇間(ま)は、東寺の近くにある昭和初期の炭問屋の町屋を活用した茶の湯と日本茶を軸に、食、アート、香り、音楽などの文化を体験できる施設です。

アクセス
東寺がある九条大宮の交差点の南東角から、2車線北向き一方通行の大宮通を南下します。
約60m先の左手に〇間があります。

営業は日曜日~火曜日で、事前予約制です。
今回は1人4,400円の茶室での呈茶(奥の茶室で1時間)を申し込みました。

まずは外観。
左側は町屋ですが全体的に黒く、2階の扉が分厚い防火扉になっています。
片や玄関のある右側は石張りの壁で、扉の左右の上方に阿吽の兎の石像があります。
中に入ると分かりますが、左側は純粋な町家部分で右側は炭倉だったそうです。
元炭蔵の方の玄関を入り、左の町屋へ。
受付があり、奥に進むと通り庭です。
天井が高く、おくどさんなどは撤去されています。
町家の座敷部分は事務所です。
通り庭を進むと右手の元炭蔵に入れます。
こちらが今はカウンターなどがあり、イベント体験のスペースになっています。
炭蔵だったため天井が非常に高く、太い梁も見られます。
側面には意匠として、様々な障子や扉が貼り付けられています。
この奥には元は井戸しかない屋外スペースだったそうで、炭の作業場だったのかもしれません。
今はカウンターから見えるように、枝垂れ桜やモクレンを植えておられます。

通り庭の突き当りを左クランクで進むと、奥の中庭があります。
鞍馬石の飛び石や手水鉢は元からのものだそうです。
そしてこの中庭の奥に離れの茶室があります。

茶室内部は6畳間で左手に床の間、床脇の違い棚があります。
床柱も杉の丸太や面皮付きの赤松、落とし掛けは竹など意匠に変化をつけています。
また欄間には下り藤の紋がありますが、こちらの家紋だったそうです。

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