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2015 1/1の拝観報告5(光清寺)


写真は、本堂と心和の庭

さて福勝寺から9:40頃戻ってきました。
途中の華光寺の前には重森三玲庭で知られている光清寺があります。

その光清寺の門前をお掃除する見慣れないお坊さんがおられ、さらに檀家さんらしき車が複数台駐車しておられました。

「んっ?法要か!」

そこで思いつきました。
由緒書きが頂けるチャンスだと!

以前にくろさまが頂かれているので、存在するのは間違いないのですが、なんだかんだで頂けずにいました。

今回はその掃除のお坊さんに「由緒書きを頂けますか?」とお伺いしたら、
「はい。中にあるので、中で聞いてください」と快諾!

そこで庫裏に入ると、檀家さんの受付に2人、奥にもう1人と御住職がおられました。
中で「由緒書きを頂けますか?」と聞くと、受付の方が「はい。」と後ろを向いて探そうとすると、例の御住職が「ありますが、檀家の方ですか?」と・・・。
「いいえ」とお返事したのですが、流れで頂くことが出来ました!

その後の僕のテンションの上がり様は、想像に難くないでしょう(笑)。

もちろん上の写真のように、庭園の木戸も開いていました。

お正月はミラクルがあります。
家でお雑煮食べてないで、拝観ですね(笑)!

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知恩院8 良正院(東山中央散策32)


写真は、本堂

良正院(りょうしょういん)は知恩院の塔頭で、本堂と表門が重文、襖絵が狩野三益筆と云われています。

アクセス
祗園の交差点を北へ約350m進むと知恩院前の交差点にきます。
これを右折して華頂道を進みます。
交差点から約350m、神宮道に突き当る角の手前左手に、良正院の表門があります。

通常は非公開ですが、2014年の浄土宗特別大公開で10/1~10/10まで公開されました。
重文の表門を入ると左手奥に重文の本堂があり、本堂の右手前に唐破風の玄関があります。
この玄関から入り、拝観料300円を納めます。
本堂は方丈形式の6間構造です。
まず手前右手が“竹の間”、中央が“松の間”、左手が“鉄線蓮の間”、奥は右手が“四季花草の間”、中央が仏間(杉の間)、左手が“山水の間”です。
襖絵の画題が部屋の名前になっており、作者は狩野三益です。
この狩野三益は近年、狩野山楽の実子である伊織ではないかと云われています(山雪は娘婿)。
仏間には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。

また本堂前庭は白砂と石組みの枯山水の周囲をサツキなどの植え込みが囲んでいました。

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