豊見城市 民俗遺跡巡り(2)『豊見城地区』

2007年11月26日 00時07分47秒 | 沖縄現地情報
豊見城市 民俗史跡巡り(2)『豊見城(とみぐすく)地区』
豊見城地区は、歴史民俗資料室から県道68号線に入り右折して、豊見城交差点から県道7号線を北上する。県道7号線は、宜保を越えた所で2つに分かれる(同じ7号線)。右側の道を北上し、豊見城バス停前ホットスパー)を左側して住宅街へ、2ブロック入った所に「豊見城公民館」があります。
 
▲<フスミ御嶽(フクズミ之御嶽)とフスミガー>
豊見城公民館周辺には、地図上に「井泉(ガー)」が、たくさん存在します。車から降りて歩きましたが、公民館の角にある「梵字の石敢當」がなかなか見つかりません。公民館のどの角に位置するのか解りにくく、近くを通った高校生に聞くと違う角にあると聞いてそちらへ移動する。
 
確かにあった!文字が風雨で削られて読みにくくなっているが確かに刻まれていた。▲<梵字は「ア・ビ・ラ・ウン・ケン」と書かれているそうです。>※意味は、胎蔵界大日如来の真言で、すべての願い事が叶えられるという強い言葉だそうです。

 
そこから少し坂を登った住宅街の中にも、「泰山」がついた「古い石敢當」があった。▲<文字は、「ウン泰山石敢當」と書かれているそうです。>

そのすぐそばには、「ハレ石」(市歴史民俗資料室の説明にあった石です)が民家のブロック塀と電柱の間に無造作に置かれてあった!(少し心配)
 
▲<ノロ殿内とヒーシャーガー(樋川)>
豊見城跡へは、今回は訪れずに探索は終了しました。