那覇市遺跡探索散歩 コースM.『牧志巡り』(1)

2007年11月11日 00時05分37秒 | 沖縄現地情報
今回の『牧志巡り』は、牧志駅と美栄橋駅の間にある、国際通り北側(牧志1丁目・牧志2丁目)の地区が中心です。まず、ゆいレール牧志駅を降りて、国際通りを渡って目の前にある「牧志公園」奥にある「東ウタキ」を見学します。牧志公園は、闘牛や相撲が行われていた場所で、牧志ウガンという名が有名です。牧志の拝所の一つで、村の東にあることから「東ウタキ」と呼ばれています。

公園を抜けると西(左)に行く小道があります。突き当りのT字路を右に少し行った、下側に「東ヌカー」があります。入口の目印は、ヤシ・クロキ・クロトンがある垣根です。
 
東ヌカーを後にして少し歩くと、三叉路に突き当たる、㈲サークルエヌを左へ進み、蔦の美しい壁を右手に住宅の間の道を周って行くと車道に出ます。少し右へ歩いた初めての左路地に入った直ぐ左側に「村ガー」があります。
 
その道を少し進むと「牧志北公園」があります。ここには、「牧志之嶽(ヤガノ森コバイ御イベの神がいたとされ、村の西にあったことから、西ヌウタキと呼んでいる)」の祠があり、右に「西御嶽(西ヌウタキ)」左に「土帝君(トーティークン)」が祀られています。土帝君(トーティークン)は、中国の土地神である土帝君を祀る行事が沖縄に渡来して、沖縄では豊作や大漁、商売繁盛、家運を祈願する行事として定着した。この土帝君は、元は国際通りにあって土との関係で瓦職人が祀りをしまた。

⇒次回は、国際通りの直ぐ裏にこんなに大きな公園があったのか。と、思う「緑ヶ丘公園」周辺を散策します。