沖縄市内遺跡散歩『生活圏の遺跡探索』 

2007年08月21日 00時05分14秒 | 沖縄現地情報

(小禄駅から歩いて10数分の住宅地)
沖縄県那覇市内は、首里が王都であった事から、市内各地に歴史的遺産が散在しています。
これらの遺跡は、「首里城」のような世界遺産や国家遺産ではありませんが、祈りを捧げる聖地や庶民の命の糧であったカー(井泉)など生活に関わる遺跡です。
その遺跡や聖地が、「ゆいレールの駅」から徒歩数分の住宅地や公園の中に見る事が出来ます。
 
それらは、気を付けないと、うっかり見過ごしてしまう様な場所や状態で現存しています。今も、生活の中で一体となって息づいているのです。
だから、車ではなく歩いて探索する事が一番合っているのです。
 
これらの遺跡は、「ゆいレールの各駅」から殆ど徒歩圏に点在しているので、散歩感覚で遺跡を渡り歩けるところが嬉しい。
また、この遺跡探索には、下を向いて歩いている途中で、ふと民家の屋根を見上げると、色んなかたちの「シーサー」を発見する楽しみがおまけに付いています。
 
※この稿は、沖縄都市モノレール㈱2003年6月発行の「ゆいレール駅周辺物語」の『15の遺跡めぐり』を参考にし、実際に歩いたものをレポートしています。