『はだしのゲン』

2007年08月13日 00時05分05秒 | 生き方・人生観

8月10・11日、フジTV系で「はだしのゲン」を放映していた。
マンガ「はだしのゲン」は、広島に居た時、お好み屋や散髪屋に置いてあったので、
少し読んだが詳しいストーリーは、覚えていない。
今回、沖縄に来て「広島原爆記念日」に、「ヒロシマナガサキ」を観て、製作した監督が、英訳版「はだしのゲン」を読んで、原爆被爆者をテーマにした映画を作った事を知った。
その映画を観た直後だったので、二夜連続でじっくり見た次第。
    
一部では「家族愛」、二部では「生きる力」を学んだ。
原作者中沢啓治氏の実話だけに、リアリティがあり、子役二人の演技も良かった。
暗いテーマだが、子供達の明るく生きる姿に胸がジーンとした。

食べ物が無い生活が「飽食の時代」に、大人を含めた子供にもどう伝わっただろうか。
また、「自殺の多い時代」に、原爆投下後の命の尊さは、どう伝わっただろうか。
ドラマだから所々、おかしな所があったが、簡単には創ってない作品になって。
よその国の出来事ではなく、この国で62年前にあった事実という事を、日本の現在の若い人に一人でも多く知って欲しいTVドラマだった。