平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2009年11月1日 二箇所をどのように有機的に結ぶのか

2009年12月10日 18時03分55秒 | Weblog
 二箇所をどのように有機的に結ぶのか

 私たちは、2年後にここ平和一丁目にある平和会堂と大名に建てる大名会堂の二箇所を用いて、伝道活動を行っていくことになる。大名での名称をどのようにするかについてもこれから話し合って決めることになる。
 さて、この二箇所の働きがどのように有機的に結びつき、実りを生むようになるのか、そこが思案のしどころである。例えば、これらはこれまで懇談してきた中で、でてきた内容ではあるが、大名で行われる小さな集会に集った人々が、平和の主日礼拝にも出席する。
 小さな集会とは、若者向けの金曜、土曜の夜の集会、平日のサラリーマンを対象にしたランチタイムの集会、スモールグループなどが考えられる。こちらの教会員は、あちらの集会のお手伝いをする。また、あちらでの集会の企画と行事の調整や運営などにも、こちらの教会員が携わる。大名だからできる新しいいろいろな試みを行うこともあろう。いわゆる人生相談を受けることもあろう。音楽集会、講演会などのイベントもまた、適宜開催できるであろう。二箇所で行われていることに有機的な結びつきを何とか作っていこうというのが、他の教会では得られない事柄であり、私たち平尾教会独自の豊かさを生み出していく素になる。
 私たちは、平和地区と大名地区の二箇所をいつも視野におくことで、自ずと2点を結ぶ幅広い地域が伝道対象地域になり、伝道内容自体もまた、多様性に富み、相互が刺激しあって双方の活性化にもつながることだろう。


平良師