晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

上林探訪 睦志 10/8

2008-10-08 | 日記・エッセイ・コラム

2008.10.8(水)快晴

 昨日書ききれなかったので今日付で書いてみる。
睦志は「むつし」と読むのだとばかりいた。「むし」とはおもしろい。宮津に大虫神社があり、苗字にも大虫さんなんてのがあるが、やはり田舎では虫との関連が多いのだろうか。睦志には若宮神社にそのいわれが書いてあるが、地名の伝説は怪しげなのが多いので、確実とは思われない。いづれよく調べてみたい。当地古伝には「当地は毒虫害虫多く棲息し、虫村狢村と言われるほど未開の地であったが景政公この地に来たりて虫獣の害を除きて、上林村の基を作った云々」とある。景政公の御威光が無くなったのか、この時代になってまたしても虫獣の害が出ているようである。
 若宮神社については昨日案内したが、社殿の奧になにやら意味深そうな水汲み場があり、水が湧き出ている。名前やいわれは記してないが、手水舎の水は柔らかくて美味しい水なので、きっと名水なのだろう。そういえばこのあたりは中丹でも、綾部でも、上林でも最もお米の美味しいところである。お米が美味しいのは水が良いということだろう。Img_1211

社殿の奧にある水場。


 若宮神社から府道に出たところ正面に庭をきれいに手入れされている家がある。その登り坂の途中に気になる木がある。里山サイクリングの時に気付いていた木なんだが、どうも白樺らしい。このあたりでは見ることのない木であるが、上林に似合っている木だ。是非じょんのび村でも育てたい。Img_1205


その少し下にこぢんまりしたいい滝と、お地蔵さんがある。何の説明も無いので、名も解らないが、きっと何らかの名が付いているのだろう。大都市の周辺ならちょっとした観光地になりそうな場所である。ひっそりと自然にあるのが上林らしくていい。Img_1216 Img_1217

上林の地蔵様は大切にされている。



今日のじょん:じょん退院する。
いつもそこにいるものがいないというのは、なんとも寂しいものだ。愛犬を失った山ちゃんの気持ちが少し解ったような気がする。

Img_1222
主のいないサークルはなんとも寂しい。

 閉店時間を待ちかねたように舞鶴に出かける。たった一日いなかっただけなのに迎えに行くのがこんなに楽しい。「オシッコも我慢して、よいこでしたよー」なんて言われた途端にフロアでオシッコしてしまった。きっと安心してしまったのかな。
病院を出た途端にじょんにゆかりのあるSさん親子とじょんの以前の名を付けられたアポロ君にばったり会う。奇遇と言えば奇遇である。この夏Sさん親子はジョンに会うためにじょんのび村を訪れてくれていたのだ。アポロ君は黒ラブ風のミックス犬できれいで格好いい。じょんと相性も合いそうで、ドッグランが出来たら一緒に遊ぶことを約して舞鶴を後にする。家に帰ってきたら、やはり嬉しそうだ。当分安静が必要だが、また私たちの日常が戻ってきた。Img_1227

帰ってきたじょんじょん。


 

コメント (1)
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