先日の山形Q練習時のこと。何やら左の肩から首にかけての凝りがひどくなり、長く弾いていると更に痛みへと悪化。こりゃいかんとその夜は長湯を決めこみ、気長にマッサージなどをして気休めをしていた私。しかしその結果(?)、あわや遅刻かという大失態。やはりこういうことはプロに任せよう、、、と、深く反省した私は早速、中爺氏御用達の整骨院へ整体に行って参りました。
「今日はどんな状態ですか?」優しく微笑む先生に促され、「実は最近、左の首から肩にかけての凝りがひどくなりまして、、、」と答えると、やおら背中まわりを触診。
「うーん、これはどうも、喉から来ているようですね。」
「。。。。。は?喉???」
「肩こりといっても様々でしてね。色々強ばっているところはありますが、今回のは喉だと思いますよ。喉、痛くないですか?」
そういえば、数日前、喉が少し痛かったっけ。あまりに微かだったので風邪薬だけ飲んでおいて、今は痛いというほどではないけれど、若干の違和感。まさに「風邪のひき始め」のような感じです。なんと!これがいわゆる「体調が悪いときは弱いところが痛む」ということか。あまりに意外ながら、的を射たご指摘に度肝を抜かれました。
その後骨盤の捻れをとるなど、順番に文字通り「体を整えて」いって下さり、おかげ様で終わる頃には大分体が楽になりました。
帰宅後。しかしあの肩の痛みが風邪からとは、と狐につままれたような気分を拭いきれません。そこでふと思い出したのが、以前やはり山形Qの仕事の時に痛みが酷かったときのこと。あの時はどんな健康状態だったっけ?
カレンダーを見て二度びっくり。その頃はマーラーの「復活」を演奏した後で、ものすごく疲れがひどく、体調も優れなかった時期だったのです。喉が痛かったかどうかは定かではありませんが、弱っていたのは確かです。単純に長く弾いていたから痛くなったのかと思っていたのですが。。。。やはり日々の健康管理は欠かせませんね。せめて睡眠時間は確保しようと心に誓いました。