東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

フィギュアスケート世界選手権 女子

2012年04月01日 23時28分57秒 | 時事

 昨日の男子が遅い時間での放映だったので、今日も同じと思い込んでいつも通り練習をしていた私。終わってからテレビをつけたら既に浅田真央選手が演技を終え、kiss & cryで結果を待つところでした。。。。

 

 どうやら精彩を欠いた演技だったらしいということが報道で伝わってきましたが、天才少女と呼ばれてずっと第一線で戦い、その後襲ったスランプを乗り越えなければならなかった重圧は大変なものだと思います。シーズンの締めくくりとしては辛い結果となってしまいましたが、今はゆっくり休んで、英気を養って欲しいと思います。

 村上佳菜子選手にとっても課題の残る内容だったようですが、まだまだ発展途上の新鋭ですから、これもバネにして次に向かってもらいたいところです。

 女子で唯一人、表彰台に登ったのは、見事第三位を獲得した鈴木明子選手。少女の頃から脚光を浴びていた浅田選手と違い、やや遅咲きの感のある鈴木選手、なんと先日27歳になったところなんですね!既に円熟期といった感じの高橋大輔選手より一つ上です。第一線に躍り出たのが遅かった分、フレッシュなイメージでしたので驚きました。彼女らしいスピードと躍動感のある、素晴らしい演技でした。

 

 見応えのある演技をみせて下さった各選手の皆様には、心からお礼を言いたいと思います。 

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フィギュアスケート世界選手権 男子

2012年04月01日 00時00分41秒 | 時事

 2012年フィギュアスケート世界選手権男子の部が終了しました。とてもハイレベルな演技が続出する中、日本勢大健闘で、高橋大輔選手が銀、羽生結弦選手が銅という成績を残しました。

 

 実は宮城から戻り、第九でエネルギーを使い果たしたために夕飯もスーパーのお弁当で済まし、「ああ、もう眠い、、、フィギュア見たいけどどうしよう。。。。」と考えていたら。そのままホットカーペットの上で眠ってしまいました。ハッと目が覚めると十時半をまわったところ。残念ながら小塚選手の演技は見逃してしまいましたが、羽生選手の演技には間に合いました。

 

 以前「東北未来人」で羽生選手のドキュメンタリーを見て以来応援しており、親戚のおばちゃんのような気分(?)で「よしっ」とか「おおっ」とか言いなが演技を見ていましたが、とても素晴らしい、本当に感動的な内容でした。ド素人なため解説はできませんが、課題の四回転も決め、流れるようなスケーティングも美しく、凄まじい集中力を感じさせる演技に、場内が完全に魅了されている雰囲気がテレビの画面からも伝わってきました。全て終わってみれば、フリープログラムではパトリック・チャンに続く二位。以前演技後半になるとスタミナが切れてきているのがわかった頃とは、別人のような堂々とした姿です。それもそんなに昔の話ではないので、いかに羽生選手の成長が著しいものかが窺えます。現在17歳。これから増々目が離せない逸材です。

 

 高橋選手は今期、フリーではブルースという難しい音楽を使っていますが、その世界を良く表現している点がやはり非凡だなぁと思います。バンクーバーの時も、ニーノ・ロータの「道」に完全に入り込んだ演技が深く印象に残っています。二位という今回の順位には忸怩たるものがあるとは思いますが、まだまだ出来る余地があるということがあるのがわかり、今後も期待したいところです。 

 

 しかしスポーツというのは本当に過酷な世界だなとつくづく感じます。フィギュアなど顕著に感じますが、選手生命があまりに短い。そうである以上、スポーツ選手の憧れの祭典、オリンピックやワールドカップといった時期に選手として最高の状態でもっていけるかは、努力以上に運が左右するように思えてなりません。だからこそ、「奇跡」と呼びたいような各選手の一瞬一瞬の輝きに、人は惹き付けられるのでしょう。高橋選手や、今回4位と表彰台を逃しましたがフランスのブライアン・ジュベールのように、この世界に長くいるのは大変なことだなとしみじみ感じました。

 

 明日(もう今日か。。)の女子日本勢も楽しみです!

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