年度始めの定期が終了しました。バーバーの協奏曲は弾くのは大変ですが、本当に美しい、もっと聞かれて良い曲だと思います。ソリスト漆原啓子さんは冴え渡るテクニックをベースに、音楽の大伽藍を構築されていました。チャイコフスキーの5番も、40周年という記念の年の幕開けにふさわしい、晴れ晴れとした空気で終えることが出来て、音楽のもつ力を再認識しました。
さあ、ゴールデンウィークの幕開け!明日はゆっくり寝坊して、、、という訳にはいきません。もう山形Qの本番が迫っております。しかも、あろうことか、その合間を縫って東京で師匠のレッスンを受けにいくのです。一体誰がこんな暴挙を。。。ハイ、それは(過去の)自分。今更言っても始まりません。せっかく遠くからいらっしゃる師匠を嘆かせるだけではなかろうかと思うと、我が無謀さを恥じ入って消え入りたい心境ですが、ここはもう開き直って前進するのみです。今週は覚悟を決めて、ヴァイオリンとじっくり向き合いたいと思います。(先週も向き合ってましたけどね。。。)