自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミの幼虫と再会!(2)

2016-07-15 | 昆虫

7月12日(火)。葉の裏にいた幼虫が前蛹になり,そうして蛹に。ばっちりとこの瞬間を見届けました。こういう大変化こそが最大の関心事であるわたしとしては,最高にハッピーな気分!

午後6時前後のこと。前蛹状態が一日経過したあとの変化です。観察・撮影をとおして表皮が後方に送られていく様子を目に焼き付けました。

 

 

 


脱皮が始まって6分が経過。皮をすべて脱ぎ終えました。 

 

 


脱皮を始めてから14分が経過。 


さらにうれしいことが! 幼虫がもう1匹,花に付いているのを発見したのです。これで合計6個体を観察することになりました。 ただ,この個体については行方を見失ってしまうかもしれません。それにしても1つの植木鉢にこれだけ産み付けるのは驚異的に思えます。

 

  


ヒメウラナミジャノメの吸蜜行動

2016-07-15 | 昆虫

庭で,ハギが花を付けています。脇で草を引いていると,タイミングよくジャノメのなかまが飛来。ヒメウラナミジャノメです。見ていると,まったくわたしに警戒する様子がありません。花にとまって口吻を伸ばしました。そうして花の奥に入れ,吸蜜開始です。わたしはとっさの場面にいつでも対応できるように,腰にコンデジを携行しているので,今回も間に合いました。「ほっ!」。 

 
しばらくしてから舞い上がったかと思うと,すぐ近くの花に降りました。そうしてやっぱり蜜を吸い始めました。

 
そうしてまた別の花に移動。もう夢中で吸蜜,そんな雰囲気です。

 
花と昆虫は互いに共生関係にありますが,マメ科の花とジャノメチョウの関係はそうではありません。するするっと口吻を忍び入れて,蜜をこそっと盗み取るだけ。これでは受粉は叶いません。ハギにはどうしようもない話。


よほどハギの蜜がお気に入りのようで,結局,至近距離から撮影していても飛び去ることはありませんでした。こちらが自然体で接すれば,結構相手は驚かないようです。下写真は吸蜜が終わって一息ついているところです。 

 

 
ゆかいなひとときでした。