自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

田の蒸気

2025-02-24 | 自然一般

2月24日(月)。朝。

朝の水田風景です。田起こしが終わって地表が柔らかくなっています。その地表が適度に湿っているので,急に太陽が照ってきたら,こんなふうな光景が見られます。昇っているはずの蒸気はふつう見えません。ところが冷たい空気に急に触れることで細かな細かな水滴になって見えることがあります。

 

地表がどんどん温められてそこが乾き,見る見るうちに蒸気が見えなくなっていきました。

 

めずらしいわけではありませんが,そんなに目にしない光景なので,とりあえずという気持ちでシャッターを押しました。

 


雲のある風景(又)

2025-02-20 | 自然一般

2月20日(木)。雲のある景色を求めて移動。

ここは古刹がある山頂近く。古刹の駐車場で撮りました。空を覆う雲がわあーっと迫って来る感じ。

 

雲の迫力がそれを見る目を圧倒します。

 

遠景が広がる風景は最高です。

 


しずかな川面(続)

2025-02-19 | 自然一般

2月19日(水)。

朝起きると,薄っすらと景色が薄化粧。もちろん雪です。子どもたちの登校に付き合って,橋の上にやって来ました。前回と同じ構図で撮影。雪化粧をした遠景が朝日を受けています。

 

雪が光っています。水鳥が二羽,川を横断中。

 

ツヤを感じさせる,滑らかな川面です。水鳥がゆったりと浮かびます。

 

気持ちが引き締まる風景です。

 


雲のある風景(続々々)

2025-02-18 | 自然一般

2月18日(火)。

前回記事アップしたのと同じ風景で撮りました。遠望できる風景が気に入っています。今回は,カメラに内蔵されたNDフィルター効果を生かして撮ったつもりです。これまでは昆虫撮影を柱にして撮って来ましたが,他のジャンルもすこしは研究してみようと思っています。

昼頃の撮影です。池の水面に波がほとんどなかったので,鏡面反射がきれいに撮れました。

 

しばらくすると,大きな雲が空を覆い始めました。黒い雲がのしかかって来そう。

 

このあと,空は雲にすっかり覆われてしまいました。寒気が入って来たのです。

 


しずかな川面

2025-02-14 | 自然一般

2月14日(金)。

子どもたちの登校に付き添って安全を見守る担当日。静かな朝だったので,きっと川面もそうだろうと思いカメラを持って出かけました。その帰りに写したのが以下の写真です。

太陽が昇ってしばらくすれば風が出て,川面が波打ちます。鏡のような面が見られるのはこの時間帯。朝霧が見えます。川面を水鳥が渡って行きます。

 

川はつるつる。雲がきれいに映っています。

 

陸橋から撮りました。一日の天気がどんなに気持ちよいか,期待感が持てる景色です。

 

見慣れた風景がこころを癒してくれます。

 


山里の冬景色

2025-02-12 | 自然一般

ここは近隣のまちにある山間部の里。たまたま通りかかったときに,目に飛び込んできたのが谷川のつらら。ここのところよほど冷え込んでいるので,離れたところから見ても長いつららができているようなのです。

それで,すぐ近くの空き地に車を停めて撮影したのが以下の写真です。

長さは1mほど。向こうにも短いつららが見えています。

 

もっと向こうにはつららがたくさん。地下水が谷川に流れ込んでいるのでしょう。谷川の流れの攻撃面なので,岸が大きく切り立っています。川面は凍っています。

 

谷川の周りの様子です。川は大きく蛇行しています。

 

大きく曲がった流れの内側に,曲線を描いた水田が! ここで流れの向きが180度転換。この風景,わたしにはとても珍しい!

 

ヒヤッと肌寒さを感じながら,しばし景色をたのしみました。

 


雲のある風景(続々)

2025-02-05 | 自然一般

2月5日(水)。今冬最高級の寒波がやって来ました。豪雪で被害が出ている地方があります。それも,記録的な大雪だそう。心配です。わたしの住むまちは雪があまり降らないので,申し訳ないぐらいです。

アメダス記録を見ると,最高気温,最低気温はそれぞれ5.4℃,-4.9℃。風が強く,しかも冷たいので皮膚感覚による寒さはかなりのもの。

午後,市内で撮った雲風景です。ずっと向こうに雪を降らす雲が見えます。

 

田起こしを一度行った田。その上を雲が覆います。

 

夕方,ウォーキングをしました。風が強いのでキャップが何度か吹き飛ばされました。冷え冷えとした空に雲が少しだけ浮かんでいます。頭上には上弦の月が。

 

雲のお陰で水があり,水のお陰で雲ができます。雪もそれらが織りなす循環に組み込まれているのですが,人はそうした現象を自由にコントロールできません。永久に! 自然の摂理に従い,それに沿って暮らすほかありません。生きとし生けるものはすべてそうです。

 


雲のある風景(続)

2024-12-25 | 自然一般

ここは近くのまちの一級河川敷。大きな川だけあって,岩盤が広がる景観はかなりなものです。その景観というのは,岩盤が流れをすっかり遮るようなかたちでドカッと居座っているすがたです。これを目の前にすると,大地のふしぎに思いが馳せていくでしょう。

今回,その上空を仰いで雲の写真を撮りました。近くのまちとはいえ,そう度々出かけるわけにはいかないので,何かの用があって通りかかったときに撮影する程度です。この日もそうでした。

夕方近い時間です。下流方面を望んでいます。上空にジェット機が写っているのですが,飛行機雲がないためにこの写真サイズでは確認できません。景色が開けたこんなところで空を見ると,ほんとうに雄大な感じ。わたしの家は山あいにあるといってよいほどです。それでその感が一層します。

 

上流方面を見ました。雲の流れや変化がわかります。やっぱり空はすごいと思います。水が落差のある水面から流れ落ちています。こちら側の導水路は江戸期に舟運のために掘削されたものです。

 

空を見上げながら,こころを洗っていきたいなあと願っています。

 


今秋の紅葉・黄葉(11)

2024-12-21 | 自然一般

隣りまちにある古刹にて。

初めて訪れました。モミジがきれいということでしたが,清楚で手入れが行き届いていたのがいちばんの印象でした。これでもか,これでもか,といった強調した紅葉でなく,趣きがいちばんといった抑え気味の雰囲気に好感が持てました。

境内の山道に大きなチャート岩がぽつんと居座っていました。脇にはフキが群生していて,散ったモミジが茶色く変色しかけていました。

 

大きなカヤが頭上高く伸びていました。人影はまばら。そこもなかなか好感が持てました。

 

手水場の水は自然水。コケや落ち葉が味わい深い限り。静かな境内に水の落ちる音が響いていました。

 

タケの古さがよし,です。

 

谷川の流れに落ち葉が身を任せたまま下って行きます。

 

この古刹の雰囲気にはまことに品位が感じられ,ひとときを心地よく過ごせたのでした。

 


今秋の紅葉・黄葉(10)

2024-12-13 | 自然一般

イチョウの並木はあちこちよく知られています。わが家から近いところにもありますが,木自体は幼木でそれほど見応えはありません。大きな木がずうっと続いていると壮観さがあるのでしょうが,街路にあるとなると管理にたいへんなはず。落ち葉の問題,落下した実の問題,倒木の問題,木の管理からまちの景観形成まであれこれ考えると,きっと苦労だろうなと想像がつきます。だって,小さなこの木が落とした落ち葉を作業員さんたちが収集作業で集めている現場を見たものですから。

そうはいっても,適切な管理を怠らない限り,街路樹としてのイチョウの価値はけっして減らないとわたしは思っています。

近隣市の街路樹イチョウから落ちた黄葉を撮影しましたので,アップします。

こころは「落ち葉の気持ちになって」です。右に街路をきれいにしていらっしゃる作業員が見えます。

 

葉が盛り上がって積もっていました。

 

これだけ落ちたら管理がたいへんだと,確かに思います。それでも景観に癒されることをするなら,落ち葉を取り除く予算をつけるほかありません。

 

逆光で写せば,味わいがあるようにい思います。葉には土に還っていってほしいなあ。けっして焼却場に行きませんように。

 

街路樹を木の気持ちになって手入れをしていけば,心地よいまちづくりにつながっていきます。