河川敷にて。モンキチョウの卵がないか,ムラサキツメクサで探しているとき,見かけたのがこれまで見たことのない卵。蕾にポツンと真っ白い卵が産み付けられていました。直径は1mm足らず。
接写で撮ると,とても特徴ある表情をしているのがわかります。
おもしろいことに,近くにもう一つ。こちらの方は色から判断すれば変化が着実に進んでいる模様です。
真上から撮りました。
産付主はもしかするとモフクミヤマセセリかも。正体を突きとめたくて思い持ち帰ることにしました。さらにモンキチョウの卵探しを続けました。そのうちに,別の花でまた一つ同じ卵を見つけました。これで3個。
よく見ると,同じ茎の葉裏にも。これには赤褐色の斑模様が現れています。
合計4個になりました。いったいどんな幼虫が誕生するのでしょう。ますます知りたくなってきました。
一方,モンキチョウはまだ産付に訪れていないようで,卵はまったく見当たりませんでした。しばらく経ってからまた出かけようと思います。