キンカンの木にアブラムシがたくさん発生。それで,アリもたくさんやって来ています。消毒するわけでもなく,今のところ,あるがままです。
さて,まったく偶然なのですが,アゲハが産卵した直後,卵を確かめているときに見つけたのがヒラタアブの幼虫です。懐かしい幼虫なので(5月24日付け記事と関連)他にいないか探すと,二匹目が見つかりました。
成虫がここを最適な産卵場所と心得て卵を産み付け,それが孵化したのです。
若齢幼虫は,表皮を通して体内が透けて見えます。そのスゴサがなんとも“スゴイ” ので,写真に収めました。いかにも内臓が複雑に配置されているといった感じです。小さないのちにも宇宙的構造があるといってもいいかと思います。
右側から見ると,こんなふうにです。
左側からも見ました。
トリミングしてみると……。なんともふしぎな光景です。
“ふしぎ”が,透明パラフィン紙に包まれているみたいです。これがいのちのかたちです。