自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミの幼虫と再会!(5)

2016-07-26 | 昆虫

7月16日(土)。朝。葉裏にある2個体を見ると,頭部が黒っぽくなりかけていました。順調に変化している模様です。

夕方見ると,そのうちの1個体が落下。


7月17日(日)。朝。葉に付いたままの個体は,殻を通して中がはっきり確認できました。夜に降った雨で覆われたまま。いつ羽化するかわから状態に見えました。

 
上写真から30分後に見ると,羽化して,翅が拡がっていました。わずか30分以内に大変化が起こっていたのです。

 
脇には,殻が残されていました。

 
他の個体のその後について。落下した個体も無事に羽化しました。プラスチック容器に入れた2個体は,結局羽化に至りませんでした。最後まで無事を見届けることができたのは,5個体中2個体でした。こころに残る観察になったことに感謝。