自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

シロツメクサとアリと,ヤマトシジミ(?)の幼虫と(続)

2016-07-10 | ヤマトシジミ

コップに,幼虫の食草と思われるシロツメクサに加え,ギシギシとカタバミの葉を入れ,ラップで蓋をしておきました。すると,幼虫を見つけて4日後の夕方,シロツメクサの葉の裏で蛹になっているのを発見。やはり,シロツメクサにこだわりなり嗜好性なりがあるのかもしれません。

蛹を見ると,ありふれたヤマトシジミやベニシジミとはなんだか異なっている気がします。体表にある黒点がその1つ。規則正しい配列で,大きさもしっかり決まっているようなのです。


それに体表を覆う多くの毛。これがとても目立つ印象!

今の時点でのわたしの解釈はこうです。「これはヤマトシジミでもベニシジミでもないようだな」。それなら,正体はなにか。突きとめたいのですが,素人には情報が不足しています。不足していながら,なんとなく推測できるのはシルビアシジミではないかな,というものです。敢えて推測すれば,という感じでしょうか。ポイントはシロツメクサ,体表の黒点です。

もし当たっていれば,絶滅危惧種の1つに数えられているようなので,意味のある発見かと思われます。さて,経過,結果はどうなることか。

翌朝(幼虫発見後5日目の朝),朝の光の中で幼虫を撮っておきました。


この日の夕方。シロツメクサはすっかり枯れてしまいました。