今回はコンデジで撮った画像のご紹介です。解像度はかなり落ちます。
1月26日(水)。ツマグロキンバエが3匹,視野に入りました。なかなか活発な動きを見せています。そのコマはピンボケでした。代わりの画像です。
ここではオスに着目。胸部の右が葯に触れています。
花から出て来たところです。右の胸に花粉がどっさり付着しています。
少し歩いて向きが変わりました。なんともすごい花粉量です。
しばらく蕾の上にいました。お蔭でじっくり撮影できました。
今回はコンデジで撮った画像のご紹介です。解像度はかなり落ちます。
1月26日(水)。ツマグロキンバエが3匹,視野に入りました。なかなか活発な動きを見せています。そのコマはピンボケでした。代わりの画像です。
ここではオスに着目。胸部の右が葯に触れています。
花から出て来たところです。右の胸に花粉がどっさり付着しています。
少し歩いて向きが変わりました。なんともすごい花粉量です。
しばらく蕾の上にいました。お蔭でじっくり撮影できました。
クビキリギスがじっとしていました。ササの葉の横にいると,環境に溶け込んでいるのでその存在がさっぱりわかりません。
ちょっと触ると,動きました。頭部先の切れ込みがくっきり!
野鳥が飛び回っているので,怖い怖い。
無事に春を迎えられますように……。
大寒を過ぎました。寒さの底が間もなくやって来ます。
露地栽培をしているイチゴを見ると,膨らみかけた実が一つ赤みを帯びて来ました。こんなに低温になるのに,これだけ耐寒性があるのにはすっかり驚きます。イチゴの特性です。
じつはビニルで覆うつもりだったのですが,「このままおいていたらどうなるか」と思い,そのままにしていたのです。受粉が成立して実が充実するには,成長の早さを考えない限り,常温のままでよいわけです。つまり夜間は氷点下をかなり下回りますが。
訪花昆虫がほとんどいない今,開花しても受粉が成り立たないかほとんど頼りないかする場合,もちろん花は枯れ気味。つまり,花托本来の成長は望めません。それが今,いくつかの花で見られます。
これは受粉が成ったのでしょうか。
「うーん」。葯には花粉がありますが。
しばらく様子を見てみる必要がありそう。
思いがけなく,栽培をとおした植物学のたのしさが味わえています。
1月27日(木)。これまで発芽したのと同じ育苗箱で,新たに一つの発芽を確認。これで合計六つ。
いちばん先に発芽したものは種皮がすっかり地表から浮き上がっています。
これが成長して,球根が年々太って……。そうして花が咲くまで5年か6年かかるようです。実のところ,発芽を確認できたらそれでチャレンジはおしまいにしようと思っていたのですが,なんだかもったいない感じがしてきました。
つまり,開花するまで世話を続けてはどうかと思うようになったのです。5,6年先に花が咲くとなれば,それを確認するまで私の好奇心が当分続くということになります。こころの老いを先延ばしするのに格好の刺激になるようなら、チャレンジ!
1月26日(水)。風のない比較的暖かさを感じる日でした。ロウバイのすぐ傍で作業をしながら,花を訪ねてやって来る昆虫に注目しました。確認できたのは,なんといってもたくましさ十分のツマグロキンバエ。そしてクロヒラタアブでした。同時に確認したので,クロヒラタアブは撮影できませんでした。
ツマグロキンバエ(メス)の画像をご覧ください。
花の中に入りました。
左の胸部上部が葯に触れています。お見事! これで花粉が付着。花がにっこりしているようです。
花から出て,また同じ花に入りました。お蔭で違った角度から撮影できました。極上の馳走が蕊の根元辺りにあるのでしょうか。
出て来たところを写しました。葯が触れた部分に花粉がたっぷり付いています。
前方向から撮るチャンスがありました。
細心の注意を払いながら撮影します。なんとか撮れました。
気持ちのよい第一報になったと思うのですが……。
1月11日(火)。前栽のロウバイ(ソシンロウバイ)を見ると、数輪開花し始めていました。各地の開花便りを見ると、すでに相当開花が進んでいるところがあるようです。これは品種,あるいは気候,風土によるのでしょう。我が家のロウバイは開花が遅い方だと思われます。
香りを嗅ぎたかったのですが,この雨粒では……。
そんなわけで、今季の本シリーズを始めます。昨季は訪花昆虫の目撃が少なくて寂しかったのですが、今年はできるだけ密に観察を続けようと思っています。
冬。雲の多い晴れた日。枯草の間からツチイナゴが飛び出してきました。シリーズ前回に取り上げものとは別個体です。日を浴びて気持ちがよいのでしょうか。突然の侵入者にびっくりしたのでしょうか。
見ていると、ほとんど動きませんが、ときには移動。ステージには人影があり、遠くの空には雲がちぎれた格好でいくつも横たわります。中央奥のはるか彼方に太陽があります。つまりこの写真は真逆光下で撮ったことになります。
これは別個体。
「無事に冬を乗り越えてほしい!」。
極寒の時期で冷えますが、こういうのどかな風景はいいものです。
1月24日(月)。発芽第一号の芽は直立し始め,種皮部分が地上に現れました。この後,葉の部分が一直線上に伸び上がるでしょう。結果,種皮は最上部に来ます。
他に発芽の兆候はないか,探しました。そうすると,二つ見つかりました。
こちらの種子では,左側に種皮がわずか覗いています。
ともに,8月31日に播種して発芽せず,再播種したものです。これで同じ育苗箱の種子だけが五つ発芽したことになります。他の箱の種子もまったく同じように充実したものなので,やはり疑似冬季体験期間が発芽の生理に関係しているようです。
これからの管理では土が乾かないようにすることがポイントになります。寒さ対策はこの植物の持つ耐寒性に頼っていれば十分です。
本シリーズの最終回です。複眼辺りに,斜め後方からできるだけ近寄ってみました。
両方の目が確認できるところまで近づきました。
真上からです。
右の目だけを大きく撮りました。縞々模様がはっきり,そして個眼もくっきり確認できます。
目の奥がどうなっているのか,考えるととんでもないスゴサなのでしょう。そして,とても単純で整然としたつくりにちがいありません。
先に赤みが強い個体をご紹介しました。その後、ふつうの茶褐色個体を見かけました。この顔・頭写真を撮りました。
いのちのあるものを撮るのがわたしの主眼です。標本を撮るのは二の次、三の次で、そういう場合は今のところ例外中の例外です。
複眼の縞模様がくっきり。
口がとても立派。草食性昆虫らしさがお見事!
正面からも。ヒゲ爺さんのよう。
生きていることが実感できます。