プランターに植えた実生ジャガイモが育って,茎・葉が繁茂していると表現してよいほどの勢いを見せています。
ところが,小雨の降るある夕刻のこと,その真下の地表にウンコがどっさり。それも大きめ。「こんな大きなウンコをする落とし主は相当に大きな幼虫だろう」と思い,ジャガイモを見ると葉が食べられているのです。さらによく見て行くうちに目にとまったのが,大きなイモムシ,エビガラスズメ(?)の幼虫です。なお以下の写真はすべて翌朝のものです。
もっとよく見ると,あちこちに幼虫がいたのです。ジャンボな幼虫がこれだけいると,迫力めいたものさえ感じ,圧倒されます。とにかく仰天!
それまで気づかないでいたことはうかつでした。ここまで大きくなっては退治するのは気の毒。それでジャガイモに被害があるのは承知で見守ることにしました。
そうそう,ウンコの話を再び。大きさもさることながら,かたちがお見事! 赤かったら野イチゴの実を連想しそうです。
あるいは,昔の米俵風といったら想像がつくでしょうか。ウンコの真相は当の虫に聞いてみなければわかりませんが,いったいどんなしくみでこんなに律義にかたちが整えられているのでしょう。ほんとうに驚くばかりの姿をしています。