自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

シロツメクサとアリと,ヤマトシジミ(?)の幼虫と(続々)

2016-07-11 | ヤマトシジミ

幼虫発見後6日目の朝。胸部辺りに,いく分黒ずんだ部分が見え始めています。

 
からだを覆う毛がからだを保護する役目を果たしているのでしょうか。

 
“ヒゲ爺”を連想しそう。


6日目の夕方。 黒い斑点が規則正しく並んでいることが窺えます。

 

 
からだの長さは10mm。

  


発見後7日目の夕方。一日が経ちましたが,見た感じでは変化が感じられません。ゆっくり変化が進んでいるのでしょう。

 

 


コメツキムシの幼虫とジャガイモと

2016-07-11 | 生物

もうとっくにジャガイモを掘る時期は過ぎているのに,我が家ではまだ半分も掘り上げていません。地上の茎・葉が枯れている株があるのに,じつにいい加減なものです。仕事があって,なかなか手が回らないというのが実情です。

しかし,せっかくなので掘り上げないことにはもったいない,ということで仕事が休みの今日,すこし掘りました。

掘っていると,イモに細長い幼虫が頭を突っ込んでいるのが出てきました。たまに見かけるコメツキムシのそれです。でも,名を特定することはわたしにはできません。


後退して全身が出てきました。


長年,ジャガイモを栽培していますが,このように頭を入れているイモを見たのは初めてのような気がします。「この幼虫はジャガイモがお気に入りなんだ」と思わずうなってしまいました。いたって被害はすくないので,「まあ,いいよ」とでもいってやりたいほどです。

別のイモ。掘り上げられると,突然日の光が当たるものですから,幼虫は慌ててからだをくねらせて穴から出ようと一心です。


間もなく出終えました。すると,次は地中に潜ろうと一心。


このなかまは,地中で外敵の目に触れずに安全に暮らせることが,種として生き延びてきたおおきな要因なのでしょう。わたしは新鮮なジャガイモをすぐに食べられる幸せを,幼虫と同じように感じています。