前回はフラッシュを使ったため白トビが激しくて気になりました。
それで今回は自然光を利用,そして白地の上に載せて撮ることにしました。
まるで触覚がないようですが,頭部の横に畳んでいるだけなのです。
触覚が見えます。白トビが気になりません。
近寄りました。からだの表面の表情がじつによくわかります。
このショットを撮るときは,おかげさまでじっとしていました。
やはりおしまいは真正面から撮りました。色が自然です。
とことんこだわって撮ると納得できます。
前回はフラッシュを使ったため白トビが激しくて気になりました。
それで今回は自然光を利用,そして白地の上に載せて撮ることにしました。
まるで触覚がないようですが,頭部の横に畳んでいるだけなのです。
触覚が見えます。白トビが気になりません。
近寄りました。からだの表面の表情がじつによくわかります。
このショットを撮るときは,おかげさまでじっとしていました。
やはりおしまいは真正面から撮りました。色が自然です。
とことんこだわって撮ると納得できます。
久しぶりの頭・顔写真シリーズとなります。
アオマダラタマムシの表情からは野武士のようなたくましさが伝わって来ます。大顎はとにかくすごい!
硬い殻で覆われています。いかにも防御がうまいように見えます。
複眼も硬そうにみえますが……。
横側から見ました。頭部は体形からみると小さめです。胸部殻の凹凸が際立ちます。そのことと金属光沢があることによりキラキラしています。
おしまいは正面からです。やっぱり野武士のたくましさに変わりはありません。なんとも精悍な顔立ちです。ただ,フラッシュ撮影なので白トビが激しいのが残念。
植木鉢の側面にアオマダラタマムシがとまっていました。じっとしたまま。
ここではとてもめずらしいので,きっちりと撮影。
慌てる様子はちっともありません。
「よし,頭と顔の写真と撮ろう」。そう思って室内に持ち込みました。その写真は次回に。
4月22日(金)。深夜。孵化までの進む具合は個体差があります。それでも,孵化が始まれば次々と続く様相です。
殻をとおして内部の様子がよくわかります。
間もなく生まれる幼虫が手に取るように見えます。口元が動いたり,からだ全体が動いたり。
寝ているうちに孵化が始まっても,朝,残りの個体を観察できるでしょう。ここでやむなく就寝。
公園にテングチョウが現れて,ひらひら舞っています。見ていると,近くの枯葉に着地。公園の庭を手入れ中のKさんがスマホを持って撮影。そのスマホを入れてわたしは撮影。そこに別のテングチョウが現れ,縄張りを守ろうと攻撃にかかりました。
ライバルを追い出したチョウは戻って来て,近くに降りました。そこでまた撮影。このとき,Kさんによると翅先がレンズに触れていたのだそうです。
春の気分はるんるんですね。チョウとの出会いがいっぱいです。
4月21日(木)。今,ギフチョウの卵を継続観察しています。ようやく顕著な変化が見えて来ました。側単眼と口とが見えかけました。側単眼は黒い"く"のかな文字そっくり。口は赤い"ハ"のカタカナに似ています。卵の直径は1mm。
左下の卵では,もじゃもじゃした影が見えます。毛の一部です。
4月22日(金)。夜。一斉に孵化しそうな感じです。
コンデジで最短距離まで迫って撮りました。
トリミングなしです。頭部です。
赤いのは口です。
毛がきれいに並んでいます。
間もなく誕生です。
この公園にはコブシの木がたくさんあります。なのに,たった二本の木だけがわたしのお気に入り。というのは,他の木はとんでもない剪定だからです。今年はまったく花芽がない木がどっさり。これだけバッサリ切っちゃいけないというほどに,枝がことごとく切り落とされてしまいました。枝がハンガー? なんとも殺風景。
木の気持ちなんかに到底思いが至らない,とんでもない人たちがただ機械的に丸坊主にしてしまったのです。剪定の意味が理解できていない人が自分勝手な思いで切り刻んだだけ。木には樹形があります。それを尊重するように枝を整えてこそ,剪定の意味があるはず。税金の,こんなふうな使い方にわたしは強い違和感を覚えます。
結局,大きくなり過ぎた三本だけが手に負えなかったようで手が加えられず,花芽が残さました。残りの木でのびのび咲き誇る花に気持ちになって,周辺の様子を見てみましょう。
花と人が同居してこその春景色。
花弁の勢いはいのちの勢いです。
公園内別地点のコブシです。樹形はいうことなし。もう盛りを過ぎていたのが残念。わずかな隙間から橋の欄干が見えます。そこに電車を写し込めたら申し分なかったのですが。
樹形を大事にする思考を見失いたくないものです。
サクラのこの風景は今回で締めくくりとします。
風がほとんどない晴れた朝です。このサクラは前とは別の木です。満開が近づきました。
電車が来るのを待ちました。
上写真を撮った1時間後。別ポイントで折り返してくる電車を待ちました。春の空で,薄っすらと霞がかかったように見えます。逆光下です。
電車がやって来ました。カメラは手持ちで撮影。足場はやや危険。なにしろ,石垣の端に足を置いて,身を乗り出す格好でレンズを花に近づけるのですから。転落しないように細心の注意を払いながらの撮影でした。
翌日,隣りの枝で撮りました。
さらにその翌日,またここで撮影。快晴でした。
サクラの花はいいものです。サクラの咲く季節はすてきです。
4月17日(日)。ヒメアカタテハの孵化をあと一つ。
06:37。早朝見ると,出始め! こういうときはラッキーさをずしーんと感じます。
06:55。急いでカメラ位置を変えます。
07:03。誕生!
07:04。頭部が出ました。
07:05。まるで喜びいっぱいのよう。
07:05。からだを曲げて下に向かいます。
07:06。無事に着地!
観察機会を疎かにしないこと。これが観察の最重要ポイントです。
ここにはこのハクモクレンがたった一本。それがまた,格別の風景を演出してくれています。わたしのお気に入りの撮影ポイントです。
雲が浮かぶ理想的な空模様です。早朝で花弁に,昨日の雨の名残りが見られます。
そのうちに右側から電車が走って来ました。蕊が見えるほどに花弁が開いていたら申し分ないのですが。もしそうなら,花の上に電車を載せて撮りたいところ。
その日が訪れたらよいのですが。