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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

孵化 ~ベニシジミ(続々)~

2025-04-23 | ベニシジミ

ベニシジミの孵化三例目です。

茎に産付されているので,茎を横に倒してさらに横方向から撮影。からだが側面から見えるので,好都合。

 

立体感が感じられます。

 

惜しいことに,向こう側に出て行きました。

 

その後,ラッキーにも横方向に移動。

 

そのまま直進。

 

みごとなスタイル。

 

感動の連続です。

 


孵化 ~ベニシジミ(続)~

2025-04-22 | ベニシジミ

先日の記事と同じ日。同じ成虫が産み付けた卵なのでしょうか,続いて孵化。

 

この場面を撮影するときは,いつもうれしくなってしまいます。

 

ぐうっと身を乗り出します。

 

これで誕生。

 

「生まれる」。生きとし生けるものの誕生物語はいつも感動的で,新鮮です。

 


'24夏 虫の目レンズは友 ~ベニシジミ~

2024-06-16 | ベニシジミ

早朝,畑の脇の空き地にて。

畑に行く途中,足元から舞い上がったのがベニシジミです。気温が低めの時間帯なので動きが緩慢です。虫の目レンズを持ってきて撮影開始。

 

舞い上がりはしますが,近くにまた着地。

 

地面すれすれにとまるものですから,遠くの風景を写し込むことができませんでした。

 

ちょっとした被写体に目を向けていると,とにかくいろんなものが見えてきます。うんと身近なところにいくらでも生きています。いつも目を凝らして見るという心がけが撮影チャンスを広げます。

 

 


ベニシジミ,孵化へ(4)

2023-05-06 | ベニシジミ

4月22日(土)。

今日もまた孵化。その兆候を感じ,殻に穴が開き始めたら,一層慎重に観察を続けます。

 

ここからは観察しやすいように葉柄を横向きにしました。穴がかなり大きくなって,頭部が見えかけました。ここからはさらに慎重に観察。

 

卵内ではからだをゆっくり回しながら穴を大きくしていきます。

 

頭部がすっぽり見えかけます。こうなると,もう誕生寸前。

 

いよいよ出始め。

 

からだを乗り出すようにして。よく考えてみると,「よくもまあこんなに小さな卵に,よくもまあこんなに大きなからだが入っていることよ」という印象です。卵の直径は0.59mm,高さ0.32mm。

 

すらりと伸び曲がった毛が大いなる特徴です。「おめでとう」の瞬間です。

 

このようにきちんと状況を記録できるとやれやれ。「ほっ」。

 


ベニシジミ,孵化へ(3)

2023-05-03 | ベニシジミ

4月16日(日)。それぞれの卵は中に黒っぽい影ができていて,順調に経過しています。

二つの卵は隙間に産み付けられているので,撮影がたいへん。

 

残り二つ。一つは真横から見てみました。

 

4月19日(水)。最初の孵化をなんとか撮影。ただ,狭い位置にある上に皮が視野を遮ったため,満足できる画像は得られなかったのが残念。

 

卵殻から出る直前です。

 

まさに出ようとする瞬間です。

 

出て来ました。誕生です。

 

立派な毛で覆われています。

 

今季初めて撮った誕生シーンとなりました。

 


ベニシジミ,孵化へ(2)

2023-05-02 | ベニシジミ

4月15日(日)。真ん中辺りがやや黒っぽいかなと感じるようになりました。この画像はトリミングしたものです。直径はおよそ0.6mmです。

 

これは確かに影を感じます。トリミングなし。

 

上写真の葉柄の向こう側に,さらに二つの卵があることを発見! これは影がたしかに認められます。もしかすると,同じ成虫が産付したのかもしれません。

 

何度観察してもたのしいし,観察する以上孵化を見逃したくないですね。

 


ベニシジミ,孵化へ(1)

2023-05-01 | ベニシジミ

4月10日(月)。ベニシジミの卵を探しました。ベニシジミの食草はスイバなので,それを探せば見つかります。それはかなり簡単。

見つけたのは二つ。二つとも葉柄にありました。下写真は茎に付いているものです。

 

もっと近づいてみます。直径0.59mm,高さ0.32mm。

 

4月12日(水)。変化わからず。

 

二つ目の卵は……。

 

やがて中央に黒っぽい影が見えてくるでしょう。

 


チョウのねぐら ~ベニシジミと麦田(続)~

2023-04-20 | ベニシジミ

4月20日(木),朝撮影。

今日もまた,麦田であちこちベニシジミを見かけました。よほどお気に入りなのでしょう。朝は気温が高めだったので,目覚めが早くて,撮影しようとすると動いたり舞い上がったり。そんなわけで,一層慎重に接写しなくてはなりませんでした。

すこしでも周辺の広がりを写し込みたくて,こんな構図になりました。

 

とりあえず撮ったら,同じ構図でチョウにもっと近づいていきます。

 

動きかけました。「注意しなくちゃ」。

 

向きを変えながら,足元の方を見てパチリ。

 

穂が日々色づいていくように見えます。この調子だと,一帯が黄色くなるのは間もなくでしょう。それまで,この麦田でどんな出会いがまっているかな。

ここを通って,子どもの安全見守り隊の活動を続けるのは,こんなおまけの発見があるので日々新鮮です。

 


チョウのねぐら ~ベニシジミと麦田~

2023-04-19 | ベニシジミ

麦田を見て行くと,ヤマトシジミのほかにも昆虫たちがそこをねぐらにしている光景を目撃できました。ベニシジミは複数いました。

茎に下向きに休んでいるチョウです。

 

穂でじっとしていました。

 

写真を撮っている間に動きかけたチョウです。わたしの気配を感じたのでしょう。

 

麦畑ではまだまだ昆虫との出会いがありそうです。