外見上,ふつうの形質と異なった形態を持っている植物の場合,“変わり種”といっても許されるでしょう。変種とまでいかなくても,一般的なすがたと違っていれば稀で特殊な事例として,このことばを適用してもよさそうに思います。
このカキの雌花もその例の一つです。雌花が二つ合体したすがたをしています。子房が二分されているのでなく,花二つが合体しているのです。これはきわめて稀な例です。わが家のカキの木で見つけました。
このまま成長し続けたらおもしろいなあと思っています。一つの実をつくる養分が二分されると考えると,実は小さめになるのかもしれません。
さて,結果はどうなるでしょう。とにかく花が落下しないようにと願っています。