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常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

寒雀

2007年01月13日 | 季節の便り
残酷といえば残酷な話だが、焼き鳥とは小鳥の丸焼きのことであった。
以前 すすめられて寒雀を食べたことがある。
昔は渡り鳥の通り道に仕掛けられた霞網に、囮と仕掛けを使って誘き寄せ、大量に捕獲したという。
そのころ 鳥は天然資源であり、自然の恵みとして、湖の魚と同列に考えていたようだ。



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おらほ(俺方)の常念が一番

2007年01月12日 | 常念100景
山は仰ぎ見る場所が変わると、その形は大きく変貌する。
甲斐の富士と駿河の富士の違いである。
常念も松本平の北と南では趣が変わり、それぞれの地域で自慢しあう。
「常念は、おらほが一番せ」(常念は自分が住んでいる、この場所から見るのが一番美しい)とは自慢言葉である。
されど、私はここからみえる常念が一番と真剣に思っている。
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マサキの実

2007年01月11日 | 季節の便り
雪を覆ったマサキの垣根から小鳥が数羽飛び立った。
実を食べていたとみえて、薄紫色の苞だけが残っている。
雪は小鳥たちにとって飢餓地獄だ。
梢に残った熟柿は真っ先に食べつくした。
この寒さに雪解けが遅れ、小鳥たちの受難はしばらく続くだろう。
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さぶい(凍てつく)朝

2007年01月10日 | 常念100景
雪が降り止み、半月が木立の影をくっきりと雪面に青く投影する夜は、決まって骨にしみるような寒い朝が来る。
午前7時 槍の穂先に紅がさし、続いて常念の頂に薄紅色のインクが一滴落とされる。
インクは薄められ、山肌を這うように、新雪を淡く染めながら、麓に向かって広がってゆく。
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上雪

2007年01月09日 | 季節の便り
豪雪を覚悟で県北部の飯山に出かけた。
そして雪の少なさと暖かさに驚いた。
県の南部に多く異降る雪を上雪という。
それは普通2月下旬に現れる現象である。
やはりどこか少しづつずれているのだろう
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厄除け 火祭 三九郎

2007年01月08日 | 季節の便り
各家庭の門松を集めて、子供たちが作る本当の三九郎は、今月14日夜に点火される。
一方 近くに厄除けの霊場があって例年成人の日に合わせて、大祭が催される。
その祭りの呼び物が、巨大三九郎2基を燃やす火祭である。
三九郎の製作は、往年の少年達が「男のロマン」掲げて、1ヶ月掛けて完成させたという。
白髪が目立つメンバーは、熱気に頬を少年の様に上気させて、逆巻く煙と炎の行方を見上げていた。
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雪原の小鳥

2007年01月07日 | 季節の便り
空も山も雪雲も一体となって湧き出るように雪が落ちてくる。
昨日除雪した道路は元の木阿弥、もう諦めの境地で積もるに任せている。
ついに40センチを越えた。
思い切ってスノーシューを付けて出かけてみる。
小鳥が枯野を漁っている、近づいても飛び立つ気配も無い。
ジョウビタキだろうか
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モノクロの世界へ

2007年01月06日 | 季節の便り
明け方から降りだした雪は、夕刻間近まで休み無く降り続いた。
積雪35センチこの地域では大雪というより豪雪に近い。
ガレージの倒壊防止の雪下ろしをしたり、公共道路の受け持ち分を除雪した。
湿り気のある雪は重く汗が出た。
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白い月と山並

2007年01月05日 | 常念100景
朝 透き通る空にシャボン玉のように浮いている月
連山が薄紅に染まりながら、遅い朝が明けてゆく。
昼間 天竜川に沿って伊那谷を飯田まで走った。
雪を頂いた中央アルプス、南アルプスの峰々が両側に聳え、神々しさに一瞬息を呑む。
1月に入って、ウインドガラスを透す陽光が力強くなった。
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小鳥と紅い実

2007年01月04日 | 季節の便り
今冬は紅い木の実が何時までも残っている。
暖冬で小鳥たちが好む餌が野山に豊富にあるのなら良いけれど、小鳥の姿が見えないのはさびしい。
今年も簡単な餌台を作り、柿やリンゴを置いたけれど、鳥達が立ち寄った気配はまったく無い。
子供のころ、餌でおびき寄せた小鳥を、様々な仕掛けを作って捕まえた。
今はもう、そんな気持ちはさらさらないのに小鳥は寄り付かない。

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