秋の前奏 ナナカマド

松本の街路樹は多彩だ。
信濃の語源といわれるシナノキ、コブシ、ヤマホウシにに混じってナナカマドもビルの歩道に点在している。秋を彩る前奏、純白の集合花が今はひっそりと咲いている。

ボタンと常念

よそ様より大分遅れて大輪が咲いた。
早朝　ここはまだ夜明け前
花の周りの粘性の高い空気から強い香りがする

木の実 鬼クルミ

鬼胡桃の青い紐状の雄花と、葡萄状の雌花が上向きに咲いている。
胡桃の中の胡桃、風味も味もこの種に優るものは知らない。

コンフリー 昔薬草で、今毒草

ちょっと前まで幼葉を天ぷらにして食べた。
特別に美味しいわけではないが、体に良いといわれて食べた。
今は、何とかアルカロイドを含むから食べるなといわれている。
畑の隅の一株が今や跳梁跋扈して手に負えない。
コンフリーが悪いわけじゃない、5月に必要な花である。

水田と常念

土埃が立つ枯田が、１週間で水田に変わった。
その向こうで初夏の常念が風景をきりっと引き締める。
少なくとも私にはそう見える。
二日前の遅霜注意報から一転して、今朝の気温２２℃、空には夏の雲

紅い栃の花

松本の仏蘭西料理の老舗の庭の栃の木に紅い花が咲いた。
パリには栃の並木通りがあるという。
栃とはいわずにマロニエというらしい。
パリの５月を彩る花は紅い栃の花？

ハクウンボク

街路樹を風が吹き抜けて行くから、花はいつも動いている。
５月の昼下がり、街中が躍動している。

遅霜注意的中

今朝フロントガラスに堅い霜が付いていた。
指先に冬の寒さを感じた。
雲の合間に見える峰々に新雪が積もった気配がする。
冷気に新緑が映える不思議な景色

万緑叢中黄一点（キショウブ）

朝方通り雨があって、シャガに続いてキショウブも咲いた。
ジャーマンアイリスも美しいが、アヤメ属が持つ独特の風雅に欠けるように思う。
松本市街のハクウンボク通りは、いっせいにイルミネーションされたようだ。

蜂の巣作り

身近で一番危険な生物である。
甘く見ていたらひどい目にあう
刺された痛さもさることながら、顔面などやられたら１０日は外歩きできない容貌に変わる。
ショック死も珍しいことではないという。
カメラを向けたら怖い顔でにらみ返してきた、桑原　桑原