常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

雨乞い

2008年07月28日 | 季節の便り
ぐったりアジサイ


日照りと高温で大地は乾燥して、庭木が悲鳴を上げ始めた。
連日、目の前まで夕立の気配が来るのだけれど、空の神は非情だ。
神頼みは止めて、やっと重い腰を上げた、池に水中ポンプを放り込んで、長いビニールホースをつなぎ灌水の用意をした。ポンプが回転しなかったり、ホース継手が
うまく合わなかったりしたけれど、なんとかしのいだ。
暑い日の水撒きは楽しい、たっぷりと時間をかけて溢れるほど水をつぎ込んだ。
翌朝 滴るような緑が復調して水の威力を再確認した。
気を良くして、今度は農作物への灌漑を試みた、耕すと土埃が舞い立つ砂漠である。工夫してナスやキュウリの畝間に水を引き込んだ。
ついでに葉が撚れた里芋にも水路を延長した。
これでいくら日照りが続いても、備えは盤石、干ばつの心配はないと安心して引き揚げた。
熱帯地方のスコールに似た滝のような雷雨があったのはその日の午後である。
そして今日も雷が鳴って激しい雷雨で夜が明けた。
別に雨乞いをしたわけでもないのに。



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