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馬糞茸

2012年09月27日 | 季節の便り

きのこ 名前の判らない茸

今年の茸は不作だろうと皆が云う。

茸菌糸が続いた酷暑と日照りに痛めつけられて、瀕死の状況だと、見てきたように云う。

菌糸を見くびってはいけない、ひとたび条件が整えば火の鳥のように再生し席巻するという人もいる。

先日から適度に雨が降り、秋冷が進んで山の条件は整った、山を見回りたいと思うのだが、変形性膝関節症の左膝は大切に扱わなければ後がない。

庭先に吹き寄せられた朽葉の中から茸が顔を出した。

多分毒にも薬にもならない茸だろうが、食べる勇気はない。

昔 このようにゴミから生える茸をまとめて「馬糞茸」と呼んだ。

今の人は馬糞を見る機会がないから「馬糞茸」の意味は判らないだろう。

近所に乗馬を趣味とする人がいる、何人かで厩舎を持ち愛馬を飼育している。

厩舎では毎日愛馬が馬糞を生産する、今どきのことだから馬糞の処理に苦労していると思いきや、園芸用に引く手あまただと乗馬家が云った。

馬糞は清潔感が漂う最高の有機肥料であり、花壇では最上の花を咲かせ、家庭菜園では類を見ない美味な野菜の収穫が期待できるという。

 

 

 

 

 

 

 

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