常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

火に当たるより、陽にあたれ

2013年02月12日 | 家屋解体

如月の常念

 

如月の日向と日影の温度差は大きい。

西風や北風が通らない陽だまりに陣取って日向ぼっこをした。

意地悪な雲が太陽を遮ると、たちまち冷気がみなぎって、子供達は肩を寄せ合った。

気のいい風が、雲をちょっと押してくれると、眩しさとともに暖かさが戻ってくる。

年長者がポケットから、節分の炒り豆を出して、皆に少しずつ分けてくれた。

「子供は火に当たるより、日に当たれ」と逞しく春を待った。

 

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2 コメント

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逞しく (会津マッチャン)
2013-02-12 17:30:32
懐かしい冬が甦りました。
極寒に聳える乗念、槍,ただただ見事です。
こちらも、如月、厳寒の日中です。松本はさらに寒いことでしょう。
すべてが雪に埋もれ、春を探しようがありません。
久々に厳寒の磐梯を撮りました。
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磐梯山 (hi-kanai)
2013-02-13 10:44:21
コメントありがとうございました。

「磐梯山の動かない、姿にも似たその心、苦しいことがおこっても、つらぬきとげた強い人」
子供の頃、意味も良く判らずに歌っていました。
最初は「磐梯さん」を人の名前と思っていたのです。
画で見て、写真を見て、山容を麓から、湖畔から実視して意味を実感しました。
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