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枇杷の来歴

2011年12月29日 | 季節の便り

枇杷

今年から 年度期間が1月~12月に変わった関係で営業日が1日伸び、今日が年度最終日である。

午前中出勤し仕事を修め清掃した。

晴天が続いて気温が日々低下して行く中で、丸丸と着膨れしたように枇杷が咲いている。

枇杷の植生は暖地に限られると思いきや、寒冷地にすっかり順応して逞しく茂っている。

冬枯れした根元の雑草を掃除していたら、こぼれた種子から芽生えたのだろう形の良い幼木が数本生えていた。

以前 取り入れの終わった晩秋の畑で枇杷の幼木を見つけ、植木鉢に植えつけて室内に持ち込んだ。

室内で元気に越冬した苗木は、翌春戸外で存分陽光を浴びて驚くほど成長した。

そんなことを3回ほど繰り返している間に室内で育てられる限界を越えてしまった。

止むなく、冬の間一番暖かいと思われる南側の窓下に移植した。

多分凍死するだろうと思ったのだが、葉の先端が少し変色しただけで無事越冬したのである。

地球温暖化が幸いしたのかも知れない。

爾来成長を持続し、数年前から 花が咲き 実がなっている。

 

 

 

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